周囲からどんなに反対されても、自らが選んだ相手と結婚を叶えた“元女王”の存在が明らかとなりました。62年前の出来事…その名は一体。
それは久邇通子さん(87)です。久邇宮家は戦前に11あった宮家の一つで、かつては久邇宮通子女王殿下と呼ばれ、香淳皇后の兄にあたる久邇宮朝融王の第三王女でした。
出会いは大学
お相手Nさんとの馴れ初めは『わたくし、学習院短大を卒業したあと、大学の英文科の聴講生になって、週に2回、大学へかよったんです。その教室で知りあった彼と、交際がはじまって……』と自ら明かした過去がありました。
身分違いのお相手
Nさんの父親は平凡なサラリーマンであったため、元皇族との境遇の差は大きく、周囲の大反対を受けます。唯一の味方は妹だけだったそうです。結婚に待ち焦がれ、妹だけが応援する状況はまるで眞子さまと佳子さまのようですね。
ついに結婚
転機が訪れたのは父の危篤でした。病室に駆けつけると、婚姻届を渡され、結婚の許しが出たのです。すでにNさんとの出会いから約6年が経っていました。これに対し、眞子さまの父親である秋篠宮殿下の心の内はどのようなものでしょうか。
結婚生活はたった4年
新婚生活は家族からの援助無しに始まります。通子さんは結婚前から始めていたタイピストの仕事を続け、Nさんは反対を押し切りお嫁に来てくれた通子さんを幸せにしようと仕事に打ち込みますが、「別れましょう。あなたは社会人としては優秀ですけど、夫としては失格です」と告げられ、通子さんは家を出てしまいます。
国民の声
「この件と小室親子は違う」
「通子さんのために猛烈に働いたNさんのような気概が小室さんにあるとは思えない」
「本当にこの様な苦しい生活をして二人が働くならまだしも、一時金辞退の声が聞こえてくる訳でもない」
「次元が違う。この方は皇室離脱後に援助も受けなかった」
といった、眞子さまの立場とは別とする意見が多く寄せられました。
大学で出会い、周囲の反対で結婚できずにいる点では眞子さまと似ていますが、事情が全くことなりますね。眞子さまと小室さんの結婚問題の行方は年内に決着するのでしょうか。「多くの人が納得し喜んでくれている状況」を迎えるには何をすべきか、課題が残ったままとなっています。