松野博一官房長官は30日の記者会見で、6月1日付で首相秘書官を辞職する岸田文雄首相の長男翔太郎氏が、退職金やボーナスを受け取らない意向であることを明らかにしました。松野氏は「本人から退職手当や期末、勤勉手当が支給されるのであれば、全て返納したいとの申し出がなされている」と説明しています。
国家公務員の夏のボーナスは6月1日を基準日に支給すると定められており、野党などが翔太郎氏の辞職日が「ボーナスを受け取るために設定されたのではないか」と指摘していたことが今回の意向の発表に至った原因と思われす。
「しっかりと襟を正して」梶山氏が苦言 自民党の梶山弘志幹事長代行は30日の記者会見で、岸田文雄首相の長男翔太郎氏が首相公邸で忘年会を開いた問題を受け首相秘書官を辞職することに関し「公職に就く者、その周りにいる者はしっかりと襟を正して自らの行動を考えていただきたい」と苦言を呈しています。
今国会の会期末が6月21日に迫っていることを踏まえ、「国会が最終盤を迎える中で、重要法案を抱える参院は大変タイトな日程にもなっています。
ネット上では「受け取らない意向と言っても、6/1という普通では考えられない辞職の日にちでもわかるように、勝手に振り込まれて返納できないという法律があるので、受け取ることには間違いはなく、その後どうなるか国民に知る術はない。 こうして、血税が浪費されていく。 子育て支援の財源などは、こうしたムダを無くすことで増税などしなくても捻出できる。 なのに声高に歳出の削減と謳う削減先は限界があるところばかりで、結局財源としては足りないので増税します、が、自民の既定路線。」「いくら本人が返納したいと言っても、更迭の日時が6月1日である以上、本人の意図とは関係なく、自動的にドラ息子の銀行口座に退職金やボーナスが振り込まれる。 もし、振り込まれた場合、返納手続きをしたかどうかなんて、個人情報も絡んで、国民側から確認のしようがない。」「もっとも退職金やボーナス受取辞退を申し出るくらいなら、自分の行動に責任を持って慎重にしてほしかった。」「最初から月末退職にしてたら問題なかったのに。 月またぐのはあきらかに貰うためでしょ。」といった声が上がっています。point 523 | 1
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