女優の大原麗子が享年62歳で亡くなってから10数年が過ぎようとしています。晩年の大原はギラン・バレー症候群などのため芸能活動を控え、自宅で過ごすことが多かったといいます。しかしそれが孤独死同然だったことで、世間に与える衝撃は大きく多くのファンが悲しみに暮れました。
その後に行われたお別れ会には400人が列席し、そこには離婚した2人の夫、渡瀬恒彦、森進一の姿もあったそうです。大原と離婚をした森は、離婚会見で、「僕は家庭的に不幸だったから、夜帰ってきたらちゃんといてくれて、朝、出ていく時には見送ってくれるという、温かい家庭を望んでいたんですが…。彼女は40歳になったら仕事を辞めてくれると思っていたのに『家のことをしているより、台本を読んでいる方がいい』と。離婚は1年ほど前から考えていました」と涙を浮かべながら語りました。
その後別の場所で会見を開いた大原は、「私のわがままでこういうことになり、残念です。私は仕事と家庭というのは比較できるものではないと思っていました。仕事は私にとって生きがいだから。でも、台本が家庭より好きということはありません」と森の発言を否定していました。
その後の発言が衝撃的でした「考えてみると、家庭に男が2人いたんですね」となんとも言えない表情を浮かべながら言ったのには理由があったという。大原が亡くなった後、実弟は、大原は結婚2年目に妊娠したが、ドラマ出演中に途中降板はできないとして、断念したというのである。しかもその事実は森に伝えられなかったといいます。世の男性を虜にした彼女にそんな過去があったなんて、驚くファンも多かったそうです。
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