食の安全が徹底される現代。しかし、最近になり何らかのミスで「毒入り油揚げ」が出回っているようです。市場に出回った「毒入り油揚げ」は145kgということですが、そのうち100kgは回収済のものの、残りの45kgはすでに消費者に購入されている関係で、消費者側に破棄を呼び掛けているとのことです。
「毒入り油揚げ」が絶賛出回り中?
それは中国での出来事。広東省の食品工場が製造した油揚げに、なんと殺鼠剤が混入していたことが発覚したそうです。これにより、管理局側は直ちに回収を命じ、市場に出回った145kgのうち100kgは回収されたが、残りの45kgはすでに消費者に購入されてしまったとのことで、回収は不可とのこと。point 213 | 1
なぜ油揚げに毒が混入した?
油揚げに殺鼠剤が混入してしまったはっきりとした原因は今でも分かっていないようです。しかし、今から11年前である2008年に毒餃子事件が起こった際、会社に不満を持つ従業員が腹いせで殺鼠剤を入れたといったいきさつから、今回も同じようなケースではないか?と現地ではにらんでいるようです。point 216 | 1
場合によっては死に至ることも?
「毒入り油揚げ」といっても、その毒の正体が殺鼠剤であれば、微量であれば誤って口にしてしまっても健康被害はないといわれています。しかし、当たりが悪いと死に至るケースもあるようで、10月に香洲区にある幼稚園で5歳の男児が昼食後に腹痛を訴え、嘔吐とけいれんを引き起こし、その16日後に亡くなってしまったといいます。男児の体内からは殺鼠剤に使われる成分が検出されました。point 252 | 1
同園の保育士は「男児は春雨を食べただけ」と証言しているようですが、その証拠はつかめなかったとのこと。子どもということもあり、運悪く亡くなってしまったのだと思われますが、万が一男児の近くに殺鼠剤が置かれており、誤って口にしてしまったとしても、園児の近くに殺鼠剤が置かれている環境とは一体どうなっているのか、と疑いたくなりますね。point 221 | 1
まとめ
このように、中国では食品の使い回しなども以前から話題になっていることから、食の安全が脅かされていますが、毒入りの食品が出回っているとなると、中国に渡航した際は何も食べれなくなってしまいますね。現在消費者に購入された45kgの油揚げの行方についてはいまだ明らかになっていませんが、中国で大々的なニュースになっているだけに、一刻も早い破棄が求められています。point 244 | 1