「ワイルドスピード」シリーズは車を使ったストリートレースを中心に描かれたカーアクション映画です。2001年に1作目が公開され、「ワイルドスピード ICE BREAK」で8作目となります。世界中で愛されている長寿シリーズで、毎回趣向を凝らした内容で、世界中にこの作品のファンがいます。1作目のあらすじは、アメリカのロサンゼルスが舞台で、若者たちは賭けの対象としてストリートでのカーレースに夢中になっているところから始まります。
写真：pixiin.com
ロサンゼルス市警の警察官で、本作の主人公であるブライアンは郊外で起こった事件の調査のため、ドミニクいう男性を尋ねます。高額な荷物を載せているトラックが襲われる事件の調査のため、ブライアンは潜入捜査のためにドミニクとカーレースで対決します。ブライアンは敗れてしまいますが、ドミニクと意気投合しますが、ブライアンは警察官という職務を隠したままにします。
写真：nakahi-afi.com
事件の展開や警察の思惑、ブライアンとドミニクの友情を描きながら目の離せない展開になるのです。1作目ではロサンゼルスのファストフードの店やディスカウントストア、ドラッグストアなどが並んでいるダウンタウンが描かれていて、やや享楽的なカルチャーを中心に描かれていました。
写真：blogimg.jp
2作目からはマイアミや東京、ブラジルやキューバなどの世界各国の様子が描かれていて、その土地にあるスピリットを見出したり、仲間たちとの交流や、大きな組織との対決がシリーズを共通して描かれています。「ワイルドスピード」にはさまざまな人種が出演しているのも魅力的です。これらのいろいろな人種がファミリーとして活躍し、ユニークに描かれていて、シリーズ全体に厚みや魅力をプラスしています。
写真：platform.com
もちろんアクションシーンも魅力的ですが、人間関係やユーモアなどのこの作品の魅力にあります。さまざまな国に行っても、どのエリアでも人は分かり合えることができることを現れている作品です。シリーズを通してお馴染みに登場人物たちがスクリーンにおいて時には暴れたり、時には幸せな食卓を囲んだりします。
写真：ciatr.jp
人種に関係なく、人との絆を繋ぐことができたり、キャラクターをより身近に感じられるでしょう。日本を舞台にした作品が中にはあり、日本人俳優たちも参加しているので、馴染み深い作品です。キャラクターたちのドライビングテクニックも魅力の一つで、迫力のある連続したカーシーンに初めて見る人も楽しめることでしょう。