さわらは、スズキ目サバ科の硬い骨が特徴の魚です。出世魚と呼ばれており、幼魚時はサゴチ、少し大きくなるとナギ、さらに大きくなるとさわらと呼び名を変えていきます。
さわらの調理法には、刺身にしてもよいし、塩を振って焼いたり、煮魚、蒸し魚、揚げても美味しくいただくことができます。
さわらは栄養価がとても高く、タンパク質、脂質、ビタミンやナイアシン、カルシウムなどを豊富に含んでいます。さわらのタンパク質には、免疫力を向上させる効果や、脂質には、高血圧予防効果、悪玉コレステロールを低下させる効果などがあります。
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懐石料理の幽庵焼き
写真:シェフごはん
和食メニューでおすすめのレシピは幽庵焼きです。懐石料理によく出てくる料理で、しょうゆ、酒、みりん、ゆずを加えた幽庵地と呼ばれる調味液に20分ほどさわらをつけて、オーブントースターで20分程焼くと出来上がります。
さわらのソテー
写真:E・レシピ – エキサイト
洋風では、さわらのソテーも美味しく頂くことができるでしょう。レシピは、切り身を用意して、フライパンにサラダ油を入れ、弱めの中火でフライパンをよく温めてから、早良を入れて5分程焼きます。裏返しにした後、斜め切りのネギを入れてさらに5分焼いていきます。しょうゆ、みりん、酒を合わせたものを、フライパンに回し入れて、味を絡めたら完成です。
焼き魚
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焼き魚の場合、焼くだけで簡単に料理をすることができますので、調理する時間もほとんどかかりません。
簡単にさわらの栄養分を摂取することができますので、メニュー選びに迷ったとき、焼き物に挑戦してみてはいかがでしょうか。
酒蒸しの作り方
写真:Mikageマダムの夕食レシピ – ココログ
蒸し物のレシピには、酒蒸しがあります。さわらと玉ねぎにんじん、さやいんげん、お酒などを用意します。
最初にさわらに塩を全体にふっておき、玉ねぎは薄切り、にんじんは千切り、さやいんげんは筋を取った後、2つに切ります。
フライパンに水を1cmほど入れて、器にさわらと酒、さわらと野菜を入れて、蓋をして10分蒸していきます。
小鍋に、出汁、水、しょうゆを入れて火にかけたら、次に水溶き片栗粉を回し入れ、とろみをつけていきます。
最後に蒸しあがった野菜と魚に、鍋のあんを絡ませればできあがりです。冬の寒い時期にいただくと、美味しく頂くことができるでしょう。
写真:魚料理と簡単レシピ
身はとても柔らかく、胃腸にも負担をかけることはありませんので、おいしくいただくことができます。オレイン酸も含まれていますので血液をサラサラにする効果や高血圧を予防する効果、認知症を予防する効果などもあります。