ナースのお仕事は1996年から2004年までの実に18年にわたり、連続ドラマがパート4まで製作され、その間スペシャルドラマとして3回、映画化1回の実績を持つ、フジテレビを代表する人気ドラマの一つです。
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ナースのお仕事の物語の主人公は朝倉いずみという新米ナースです。ドジでおっちょこちょいで忘れっぽいため失敗ばかりで同僚からは怒られてばかりですが、根は真面目で一生懸命、そして底抜けに明るい性格から次第に仲間のナースやドクター、そして患者さんからの信頼を得て成長していくというストーリーですが、ナースのお仕事に出演していたキャストの現在はどうなっているのでしょうか。
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主人公、朝倉いずみを演じたのは観月ありささんです。4歳の頃から子役として活躍し、10代の頃には当時人気を集めた牧瀬里穂さん、宮沢りえさんと共に「3M」と呼ばれ社会現象にもなりました。その後も「ナースのお仕事」をはじめ、人気ドラマの主役を数々務め、ラブストーリーからサスペンス、「サザエさん」のような個性的な役もこなす幅広い役柄が演じられる女優として活躍し続けています。私生活では2015年に建設関連会社のKRH株式会社の社長青山氏と結婚しています。また、2017年現在、26年連続ドラマ主演のギネス記録を持ち、現在その記録を更新中の日本を代表する女優へと成長しました。
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ナースのお仕事と言えば「あ~さ~く~ら~」「先輩~」という掛け合いがおなじみですが、朝倉の教育係として朝倉に振り回されながらも自らも成長していく先輩ナース尾崎翔子を松下由樹さんが演じました。松下さんは数々のトレンディードラマで活躍していましたが、2000年代には「大奥」で主役を演じ新境地を開拓しました。現在は主役よりも二番手三番手の脇で輝く女優として活躍しており、キャリアウーマンから母親役まで幅広い役を演じています。
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松下由樹さん演じる尾崎翔子はパート1で長塚京三さん演じる外科部長の沢田俊介に思いを寄せられ、パート2ではその恋が実り二人は夫婦となります。パート4では残念ながら二人は離婚してしまいますが、オペの腕はピカイチで同僚からの覚えもめでたい敏腕ドクターの沢田俊介を演じた長塚京三さんは現在大人の色香と実力を兼ね備えた俳優として第一線で活躍しています。重厚感のあるバイプレーヤーとしての出演や、時代劇やサスペンスドラマでは多くの主演を務めています。
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そして朝倉いずみが結婚するのが藤木直人さん演じる同僚ドクター高杉健太郎ですが、藤木さんが出世度としては最も幅が広いのではないでしょうか。ナースのお仕事出演から順調に出演作を増やし、いまや主演俳優にまで出世しており、歌手やバラエティ番組の司会までこなしマルチで活躍する俳優に成長しています。