男子フィギュアスケートの羽生結弦選手といえば、世界ランキング1位の超一流スケーター。日本男子フィギュア界に初のオリンピック金メダルをもたらした天才です。また、そのテクニックの素晴らしさと華麗な演技に加え、『貴公子』と呼ばれるイケメンぶりでも人気を博しています。
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その羽生選手が子供のころから尊敬していたというのが、先ごろ引退を発表したロシアのエフゲニー・プルシェンコ選手です。プルシェンコ選手と言えば、大柄な肉体を存分に活かし、『皇帝』と呼ばれた堂々とした演技が魅力でした。その一方で、演技終了後やインタビュー中に見せるお茶目っぷりでもよく知られ、大きないたずらっ子としてよく話題になっています。
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そんな二人がある一枚の写真を公開したところ、意外な理由で評判となりました。ツイッターに投稿されたその写真には、ロッカールームで「プルさま」と書かれた金モール付きの団扇を抱えた二人の姿がうつっています。写真左のプルシェンコ選手が、キメ顔でムキムキの肉襦袢に身を包んでいるのがなんとも彼らしい一枚ですが、話題になったのはそこではありませんでした。プルシェンコ選手の隣でにっこり笑っている羽生選手の、ショートパンツからのびる太ももの見事さが、見る人の目をくぎ付けにしてしまったのです。
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羽生選手は全体的にすらっとした体形で、優雅なスケーティングも相まって、ほっそりとしなやかなイメージがあるだけに、このたくましすぎる太ももに驚いた人が続出しました。「羽生結弦の足すごっ」「羽生結弦の脚筋が素晴らしい」「脱いだら凄いんです…ほぉ~驚いた」など、ツイッターのリプライも羽生選手の見事な太ももへの称賛であふれています。
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しかし、冷静に考えれば4回転を飛び、しっかりと着地するためには、自分の体重の何倍もの力に耐えられなくてはなりません。羽生選手はあたりまえのように飛んでしまうためつい忘れがちになりますが、やはり華麗な演技を支えるのは日頃の努力のたまものなのです。プルシェンコ選手が引退を発表したとき、羽生選手は「幼いころから憧れていた。(選手として)彼に育ててもらったと言っても過言じゃない」とコメントしました。実はプルシェンコ選手も「羽生選手のコーチになりたい」と発言するなど、二人は互いに敬意を表す間柄なのです。
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プルシェンコ選手は引退後、ソチオリンピックの女子フィギュアで金メダリストとなった、アデリナ・ソトニコワ選手のコーチとして活躍中です。しかしひょっとしたら、いつか『皇帝』が『貴公子』のコーチを務める練習風景が見られる日が来るかもしれません。仲良しコンビのファンサービスに、世界が驚き、微笑んだ楽しい写真でした。