それ逆に迷惑になっているかも・・・
西日本を中心にした豪雨災害は、日を追うごとに甚大な被害の実態が明らかになってきています。専門家は「今後すぐに延べ数十万人規模のボランティアが必要になる」と指摘していますが、「今は受け入れ先の承諾がない限り、直接被災地に行ったり支援物資を送ったりしないでほしい」と冷静な対応も求めています。
日々ニュースやメディアなどで災害が報道される中、何か力になりたいと考える方が多いと思います。しかし過去の災害での物資支援では、必要無かった物、迷惑だった物も多かったようです。
「こんなものはちょっと…」
東日本大震災後、Twitterでは『#被災地いらなかった物リスト』というハッシュタグで多くの意見が飛び交っていました。それらを参考に、被災地で必要が無かった物を紹介します。お疲れ様です。支援する側も冷静になって調べなければならないですね。
『千羽鶴』
紐で結んでないバラバラな状態で届くと、さらに…
・処分する際に心が痛みます…
ADVERTISEMENT ・飾る場所もなく、かさばってしまう
・届くときには、だいたい潰れてグチャグチャになってる
『寄せ書き』
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・展示保管するスペースには限りがあるので…
・一畳分の大きさの寄せ書きって、どこに置けと…
・ある程度復興が進んでからにしてほしいです
圧倒的に必要ないモノとしてあがっていたのが『千羽鶴』と『寄せ書き』でした。
こんなに届いて、保管場所に困るようです。千羽鶴を送るくらいなら、その費用を募金しましょう!
『状態の悪すぎる古着』
・穴の開きまくったボロボロの服を着たいと思いますか?
・捨てるのも大変。燃えるゴミになかなか出せなかった
・季節感の違う服をもらっても…
・すがに人の使った下着は履けません!
着るものがないかも・・・って思いがちですが、届く量が多すぎるようですね。
『海外の食品』
・成分表が読めなくて、アレルギー対応ができない
・贅沢言うなと言われるかもだけど、味が本当においしくない
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・見たことのない食品は食べるのが怖い…
・水なんかはお腹を壊す可能性があるので
不安定な時に、言葉を理解できない物を口にするのは怖いですよね。
その他には宗教本やダイエット本・海外の薬・古い電化製品・賞味期限間近の食品・衛生上問題がありそうな古い布団類などでした。置く場所や廃棄に困るだけではなく、「送った千羽鶴と一緒に写真を撮って送ってくれませんか?」「見えるところに飾ってください」という問い合わせも多かったのだとか・・・。これって違いますよね。
これは嬉しい!大歓迎!
被害地に励ましの声を届けたい!そんな方々、多いですよね。支援物資の入ったダンボールにメッセージを書くという方法がとても喜ばれるようです。これなら被災者の方に気を遣わせることがないうえ、救援物資と一緒にメッセージを送ることができますね。いい方法だと思います!
被災地に千羽鶴やお手紙だけを送るのは迷惑だとの意見はもっともです。
ただし、支援物資の段ボールにメッセージを書くなどは是非やってみて下さい。物資を届けた時に避難所の人々が読んで涙したのを目の当たりにしています。 pic.twitter.com/VHanMhBQDmADVERTISEMENT — jigen_1 (@Kloutter) April 18, 2016
ありがたいメッセージですよね!心が温まります。
まとめ
過去の経験を踏まえ、今では『受け取ることのできる支援物資一覧』をあらかじめ掲載している避難所も増えてきているそうです。支援物資を送る際は、必ず調べることをオススメします。
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