急病の際にやむを得なく救急車を呼ぶこともあります。しかし、「足をねん挫した」「いつもより熱がある」といった、自分で病院に行けるレベルでも救急車を呼ぶ人も多く、まるで救急車を便利屋のように利用する患者もいるそうで、問題視されていますが、今回はそれを上回る救急車での患者の行動に批判の声が相次いでいます。
救急車の中で患者が写真撮影を始めた?
今回の救急車においての患者の問題行動が発覚したのは、産婦人科医の高橋怜奈さんがTwitterにて注意を呼びかけたことから始まります。なんと、緊急で病院に運ばれているはずの患者や同行者が、珍しい機器がひしめく車内を撮影していたというのです。珍しい光景を撮りたいという気持ちは分かりますが、時と場合というものがありますよね。
救急車内で写真を撮るのは避けて下さい。珍しい光景でしょうが車内では沢山の医療者が関わっており必死に対応しています。SNSにアップする事で刺激された人達が、軽症でも写真の為に救急車を呼ぶ事も考えられます。
救急車は映えスポットではありません。命の現場です。承認欲求は他で満たして下さい。ADVERTISEMENT — 高橋怜奈/産婦人科医YouTuber (@renatkhsh) February 3, 2019
ネット上では批判の声殺到!
救急車を呼んで搬送された患者の内48.6%が軽症。
どんなけ構ってちゃんやねんw
ADVERTISEMENT 後この記事ではSNSで救急車、車内を撮影しアップすることも止めてください
と呼び掛けてました。 pic.twitter.com/ZueQoAGABQ— や~まだ (@syumikatudou) February 9, 2019
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「やめて」救急車内で写真撮影 | mixiニュース
救急車で写真撮影!?アホだ、アホ過ぎる。 #アホ #いかれてんのか https://t.co/mcC3rIlGiE— hide&seek (@hideseek0702) February 9, 2019
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これ、救急隊あるあるです。
救急車を無料で利用した上に「救急隊員さんも一緒に〜」と記念撮影を始めようとする人。寝言は寝てから言えという感想しか出ません😤— ぽんこつQ²隊のぼやき💭 (@80lightyear) February 3, 2019
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そんな患者の救急車内でのありえない行動に、このように怒りの声が殺到しています。救急車を呼ぶほどの事態であれば、患者は写真を撮るほど元気のない状態が多いはず。また、同行者も患者が心配なため、写真を撮る心の余裕などないはずですが、写真を撮っていたということは、それほど重病ではなかったのでしょう。救急車内にでもマナーはあります。常識のある方であればきちんと守りましょう。
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