お仕事が終わった後のカラオケや飲み会って、ストレス解消にもなって盛り上がりますよね。楽しみ過ぎて午前様になった経験がある人も多いと思います。でも夜の街って、楽しいだけではなくて色々な誘惑や魔の手も多いですよね。
ここ数年首都圏を中心に話題になっているのが、夜の街で声をかけてくるフィリピン人などの東南アジア系の女性達です。繁華街だとマッサージ店やフィリピンパブなどの強引な客引きが行われることもあるので、もしかしてこれも買春目的なのではないかと警戒する男性もいることでしょう。
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確かにエキゾチックで若いフィリピン人風の女性がしつこく付きまとってくると、男性としては買春などに巻き込まれるのではと怖くなってもおかしくありません。しかし、現在ネット上で話題になっているフィリピン人の女性達が行う声かけは、募金詐欺であるケースがとても多いんです。女性ではなくアジア系の外国人男性であることもありますが、やっていることはほとんど同じです。
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現地の恵まれない子供の為に募金を行っているのだと聞かされると、買春目的ではなくてよかったと安心すると同時に、慈善事業なら協力してもいいかなと思う気持ちに付け込んだ詐欺なのです。彼女たちはその外見やたどたどしい日本語からフィリピンなどのアジア諸国からやってきた人々であることは確かなのですが、募金は真っ赤な嘘なのです。募金詐欺の場合、フィリピン人女性たちは募金箱すら持っていません。
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主な出没エリアは駅の構内や周辺で、行きかう人々に数時間近く募金するように迫っています。あからさまに怪しいのですが、堂々として悪びれることがなく、募金活動の許可証を持っているか尋ねられても、平然と怪しげなカードを見せてくるのも特徴です。同じ駅周辺にいるのではなく、募金詐欺のフィリピン人集団のうわさが広まりそうになると、他の駅に活動拠点を移すので、うっかり騙されてしまう人がいるんですよね。
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一時期は手口が広まったこともあって、大分そのようなフィリピン人は少なくなりましたが、最近ほとぼりが冷めたと思っているのか、また夜の街や繁華街などで出現するようになっているのです。
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首都圏から地方に広まっているので、もし募金箱すら持っていないのに、寄付を迫るフィリピン人が自分たちのいる街に出没したら、買春目当てじゃないから安全だと軽はずみに判断しないで、きっぱり断りましょう。あまりしつこいと交番に相談するのもおすすめです。