営業職が向いている人はどのような人が良いのか考えて行きましょう。
営業という仕事は、自分の会社の商品を売り込まなくてはいけません。売り込む相手は人です。人に自分の会社の商品の良さを納得させなければ購入はしてもらえません。そのためには、やはり話が上手でなければ難しいものがあります。しかし、話が上手なだけでもなかなか成功はしません。自分の会社の製品を愛し、信じ、熱意を相手に感じさせることが出来なければ、納得させることはできないのです。また、熱意を感じさせるだけでもだめなのです。相手がどのようなものを望んでいるのかも察知するような洞察力も必要になります。相手が要らないものをいくら熱意をもって語っても一方通行で終わってしまいます。point 282 | 1
写真:U-NOTE
営業の成績が良い人というのは、やはり、相手の望むものをしっかりとキャッチし、その希望を叶えるような商品を提案していくことが出来るいう人を言うのだと思います。
ただ、最初からこのようなことが出来る人は稀です。やはり売り込みを色々と経験し、そこから学んでいくものだと思います。しかし、経験を積んだ人が皆出来るようになるとは限りません。もともと持っている性格や考え方にもよります。何事においてもそうですが、営業は人柄も大事です。素直で明るく、信頼できるという条件を兼ね備えていなければ、相手も商品を購入する気にはなれません。商品の売り込み時にそのような性格はどこかしらから感じるものです。そうでない人がいくらいい人を装っても、話が進んでくると嘘偽りがばれてしまいます。営業は、相手を自分に気持ちを向けさせるために、常にしゃべっている状態だと思いましょう。そうすると、どうしても言葉の端々に自分の性格や考え方を感じさせるような言葉が出てくるものです。その言葉が感じの良いものでしたら問題ないのですが、そうでない場合もあります。相手に対して失礼であったり、傷つけてしまうこともあるかもしれません。人柄がとても良い人はどのような状況になってもそのような問題は起こりません。しかし、性格に少しでも問題があるとどうしても隠し切れないものがあります。point 487 | 1
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営業職に就きたいのなら、まず自分の言動に気を付けることが出来る人というのは絶対の条件になります。そして、相手の立場に立って物事を考え、見ることが出来る人が成功するのではないでしょうか。
商品を売り込むことにあたって、大事なことはあきらめないことです。売り込む相手は、人ですから、しつこすぎても嫌われますので、そのさじ加減は難しいものがあります。しかし、断られてもくじけず何度でもアタック出来る人でなければ、務まりません。精神的にダメージに弱い人は向かない職業です。
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また、このような職業の人は、お得意様だけではなく、新しい会社や人を開拓する必要もあります。引っ込み思案で人見知りが激しい人には向かないでしょう。やはり、どのような所にも踏み込んでいける、精神的にガッツのある人が向いているのではないでしょうか。
今は、企業によっては国内だけではなく、海外でも同じように自社の製品を新規に売り込んだり、新しい分野を開いたりしています。そのような所へ行けと言われたら、その会社に勤めている限り絶対行かなければならないのです。知らない国でそのような仕事を命じられても、それがたとえ一人でもやっていけるような人でなければ、営業という仕事は出来ません。
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営業という仕事が出来る人は、人として一人前といわれるくらい、様々な面で難しい職業といえます。営業職に向いているという人は、まず、明るく、チャレンジ精神があり、どのような時でもくじけることなく常に前向きな人が向いていると言えるでしょう。そして物事の根本をきちんと見極め、冷静に判断が出来る人が向いているのではないでしょうか。