日本感染症学会の専門医である佐藤昭裕医師が、13日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)に出演。通勤する人に「絶対守ってほしいこと」を具体的に2点挙げ、注意を呼びかけました!
この日、リモートで出演した佐藤医師は、テレワークに切り替えることができない業種の人たちに対し、「大事なことが2つある」と話し始めました。
まず1つ目は「マスクを外して会話をする場面」に注意が必要とし、佐藤医師は「食事だったり、コーヒーを飲んだりする休憩時間、ここが一番危ないです。仕事をしているときよりも、そこが重要です」と語りました。
そして2つ目は「休むこと」だとし、佐藤医師は「通勤しないといけない場合は最低限、具合が悪い、ちょっとでも変だなと思ったときは休む。これが非常に大事です」と説明。
新型コロナで一番良くないのは「ちょっと様子見よう」ということ。症状が出だしたときは、かなり感染力が高くなっているので、休むことを最優先にして欲しいと強く訴えました。
テレワークへの移行が強く呼びかけられていますが、実際できない業種も多くあるのは確か。今回、佐藤医師は「テレワークができない方へ」と、具体的にわかりやすい対策を示したことで、インターネット上では「テレワークできない人は…って心がけを話してくれるのありがたい」「佐藤先生は、分かりやすくきちんと一般の人達に降りた形で提言してくれる」などの声が寄せられています。point 316 | 1
当初は「マスク」に関して感染予防の効果を疑問視する声もありましたが、今ではマスクをつけることによって感染を抑えられるという報告の方が増えてきているようです。
例えば向かい合った2人のうち、感染者がマスクをつけていれば吸い込む側がマスクをつけていなくても、吸い込むウイルス量は約7割減少するなどの研究結果も出ているようで、マスク着用を必須にし感染リスクを効果的に下げることが出来るとしています。
新しい年があけましたが、不要不急の外出自粛やステイホームが呼びかけられる期間がこれかもまだまだ続きそうです…。
情報をしっかりと捉え新型コロナウイルスへの対策を自覚し、今一度何のために手洗いやマスクの着用が必要なのかを理解し行動していきたいものです。