7日に放送された『とくダネ！』（フジテレビ系）では、6日に大麻取締法違反容疑で逮捕された元五輪スノーボード男子代表の国母和宏容疑者について特集。これについて番組のコメンテーターである古市憲寿さんと三浦瑠麗さんの発言が物議を醸しているようです。
この日、『とくダネ！』ではスノーボードハーフパイプ元日本代表の成田童夢さんが生出演し、バンクーバーオリンピックで8位に入賞し、世界を舞台にした大会で優勝した経験もある国母容疑者については「一目置かれるレジェンド的な立場であったにもかかわらず、こういった事件になってしまって、本当に残念で仕方ない」と述べていました。point 213 | 1
そんな中、話を振られた古市さんは、先ごろ覚せい剤で5度目の逮捕となった田代まさし容疑者に触れ、「覚醒剤と（国母容疑者の）大麻って全然違うもので、覚醒剤はかなり常習性があって、田代さんみたいに人生を壊すこともある」と説明。
続けて、「大麻ってアメリカの多くの州やヨーロッパの国では医療用、娯楽用に合法化されていて、世界の流れは明らかに、大麻は犯罪ではあるけれども摘発までしなくてもいいんじゃないかっていう流れですよね」「だから重みが田代さんと国母さん、だいぶ違うんじゃないかなと思いますけどね」と持論を展開しました。
三浦さんは、雪山からスノーボードで滑り下りる映像を制作している国母容疑者について「実際、私たちみたいな一般人がそういうことできるわけじゃないので、特殊な精神状態でやれると思うんですよね。そうじゃなければオリンピックであそこまでいってないと思うんで」と発言。
さらに、競技が素晴らしいけど態度がひどいとか、素晴らしい動画を作ってるのに、大麻をやってるっていうのは矛盾でもなんでもないと語り、日本にいる限り大麻をやったり輸入したりすることは認められないけども国母容疑者のこれまでの実績は変わらないと主張しました。
アメリやヨーロッパなどでは合法化されているところが多く、世界的にも合法化に流れているという、擁護しているとも受け取られかねない2人の発言には違和感を抱いた視聴者は多かったようで、ネット上では以下のような声があがりました。
「大麻にも依存性はあるし、犯罪なのに摘発されない流れとかあきらかにおかしいでしょ」
「大麻がほかの違法薬物の入り口になってる例はたくさんあるって知らないの？」
「大麻やってるから素晴らしい作品残せるっておかしいでしょ。その人の根本にあるのは大麻しかないの？」