以前、ねろたろう(@nerotarou2)さんが次のような写真付きのツイートを投稿し、約4万件の“いいね”が付けられ、話題となりました。
写真には、「平和はここで終わりなんだ…」というコメントとともに、“浜松市 平和最終処分場”と書かれた看板が見えます。
知ってはいけない場所を知ってしまったような、重苦しい雰囲気も漂います。
この投稿を見た人は「普通に読むとかなり物騒な場所を連想してしまう」「あ~なんだか 今の時期にピッタリのような……」「平和はもう終わりです」とコメントしました。
投稿者のねろたろうさんはJタウンネットの取材に対し、
「昼頃、住んでいる地域で停電が発生して、家に居ても熱くてやることが無かったので、サイクリングをして運動をしようと思い外に出ました。浜名湖に自転車で行ったことが無かったので、今日は行ってみようと思い、何となく浜名湖の方面を目指していました。はままつフラワーパークの近くで、“平和最終処分場”を見つけてテンションが上がりました。何か運命的な巡りあわせがあったのかもしれませんね」と語りました。
更に「浜松市の隣りの市に住む私にとって、“平和最終処分場”付近へのサイクリングはとても新鮮な気持ちで楽しかった」
「“平和最終処分場”は凄い名前だと思い、写真を撮って、ツイッターに投稿しました」と語りました。
まったく偶然の発見だったようです。
次にJタウンネット記者は、この場所が一体何なのか調査するため、浜松市役所に電話取材をしました。
電話に対応したのは、環境課廃棄物処理課の担当者でした。
担当者は「平和最終処分場は燃えないゴミを破砕して、埋め立てたりしている施設です。1990年から稼働しています」と話しました。
浜松市のウェブサイトを見ると、業務内容が、次のように記されています。
つまり“平和最終処分場”は“ごみ”の最終処分場だったのです。
担当者によると“平和最終処分場”の住所が「浜松市西区平松町77番地」で、隣りが和地町なので、平松町と和地町の地名の頭の文字を取って、“平和”と名付けたそうです。
平和の終わりなんてたまったもんじゃないですよね。
皆さん、平和はまだまだ続くので、安心してごみの最終処分にご協力をお願いします。
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