『ワイドナショー』(フジテレビ系)では10日、10月末に所得隠し&申告漏れ騒動で活動自粛したチュートリアル・徳井義実の件について大きく報道。
同じ吉本興業所属で徳井の先輩にあたる松本人志のコメントに、ネットからは注目が集まりました。
前回の同番組終了後には、徳井の騒動についてタイムリーな報道がなかったため、
松本は自身のSNSで「今回のワイドナショーは数日前の収録です。ですのでタイムリーな話題にあまり触れられてなかったですね」
と、徳井の騒動について放送で扱わなかった理由について説明していました。
今回のワイドナショーは数日前の収録です。ですのでタイムリーな話題にあまり触れられてなかったですね〜
かしこ。ADVERTISEMENT — 松本人志 (@matsu_bouzu) October 27, 2019
前回の放送ではやはり、徳井の騒動について触れてほしく、
また松本のコメントにも期待していた視聴者は多かったようでしたが、
残念ながら収録では徳井の騒動に触れずに終わってしまいました。
そうしたなかでの今回放送となり、松本は「前回の闇営業のときと似ててね…」と切り出したのち、
「オンリーで徳井が悪いんですよ」としたうえで、
「でもその後のうちの会社の処置が、なんかだらだらだらだらしてるというか…」
と、吉本興業に苦言を呈していきます。
具体的な”処置”の内容として、現在謹慎し、また降板している番組があるにも関わらず、
吉本が当初徳井について「(降板や謹慎について)全然ない」とコメントしてしまったことについて上げた松本。
「逆、逆、ばかり行ってしまうのはなんなんだろうか。見ててすごい歯がゆくて、もどかしくて…」
としつつ、「それって芸人もかばえてないし、会社も結局、誰も得しない。あれはなんだろうか」
と頭を抱えながらも、最後は語気を強めました。
今回の放送では視聴者も松本のコメントに注目していただけに、
ネット上からは賛否両論の声があがっているようで、
「確かに問題の根っこはそこにあるのかもしれない…」
「吉本ももう少し焦らずに対応したほうがいい」と多くの共感の声もある一方、
「でも結局は火種を作ってるのは徳井さんだよね」
「個人から会社への問題のすり替えでは…」といった声も中には見られました。
会社を厳しく非難した松本でしたが、世間の声は厳しいよう。
徳井の活動自粛には正直、人気者であるがゆえにテレビ出演も多く、残念な声もある一方、
国民としての義務を怠ったのには批判されても仕方ないかもしれませんね。
今回の一件も、常に後輩芸人の立場に立って事の本質を見極めようとする松本。
その姿勢に賛否はあるが、お笑いの一線を極めた者だからこその視点とも言えるでしょうね。