大ヒット映画「ワイルド・スピード」に出演していたイケメン俳優ポールウォーカーさん。2013年の突然の交通事故で、40歳という早すぎる生涯に幕を閉じました。事故の死因は何だったのでしょうか。

「ポールウォーカー・プロフィール」

職業：俳優
生年月日：1973年9月12日
没年月日：2013年11月30日(40歳没)
出身地：アメリカ カリフォルニア州

父方の祖父と父親はボクサー、母親はモデルとして活躍しており、ポールウォーカーさん自身も2歳の頃から赤ちゃんモデルとして芸能界デビューをしています。幼児期は数多くのテレビコマーシャルに出演し、1980年代からは子役としてテレビシリーズや映画に出演。

高校生の時にいったん芸能活動を休み学業に専念しますが、アルバイト感覚で俳優業を再スタート。「カラー・オブ・ハート」や「シーズ・オール・ザット」などで徐々に注目度が上がり、2001年のヴィンディーゼルさんと共演した映画「ワイルド・スピード」は世界的に大ヒット。続編にも出演していましたが、同作7作目の撮影中に交通事故で死亡しました。

「レースドライバーの友人の運転する車で…」

事故は2013年11月30日、友人であるレースドライバーのロジャーロダスさんが運転するポルシェに乗り起こりました。大型台風の被災者支援を目的とする慈善イベントに参加し帰る途中、車が街頭や街路樹に激突、すぐに車は大炎上し2人は帰らぬ人となりました。

その後数カ月間に渡り事故調査が行われましたが、車はスピードの出しすぎが事故の原因と断定。制限速度が72キロの道路でしたが、衝突時には約145キロものスピードが出ていたとのこと。死因は友人のロダスさんは外傷、ポールウォーカーさんは外傷と火傷が原因という検視結果から、ポールウォーカーさんは事故直後に生きていたのではないかと憶測できます。ただ事故後消防隊が到着した時は助けられる状態ではなく、消火活動を終えてから遺体を確認し収容したそうです。ポールウォーカーさんの早すぎる死に、全世界のファンが深い悲しみに暮れました。point 257 | 1

「代役は兄弟が務め、親友はウォーカーの名を娘につけた」

映画「ワイルド・スピード」ではポールウォーカーさんはブライアン・オコナー役を務めていました。遺作となった7作目は主要なシーンは既に撮り終えていたため、残りのシーンはスタントマンなどで活動をしていた弟のケイレブウォーカーさんとコディウォーカーさんが演じ、細かい部分はCGで編集し完成させました。

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「ワイルド・スピード」でもう一人の主演を務めていたヴィンディーゼルさんは、ポールウォーカーさんとは親友としても知られ、プライベートでも親交があったのは有名な話。ポールウォーカーさんの死を知りすぐに飛行機で事故現場に駆け付け泣き崩れたといわれています。事故後生まれた娘にポールウォーカーさんの名をとり、ポーリンと名付けました。point 212 | 1

ポールウォーカーさんは多くのファンや兄弟、かけがえのない仲間がいたのですね。これからの活躍を見られないことはとても残念です。ご冥福をお祈りいたします。