8月6日深夜放送のニッポン放送「ナインティナインのオールナイトニッポン」(木曜深夜1・00)には、お笑いコンビ「ナインティナイン」の2人が出演。この日の放送回で、東京五輪の開会式に出演して話題のお笑い芸人・なだぎ武さん(50)へ、過去の暴言を謝罪するシーンがありました。
なだぎさんといえば、開会式の舞台に登場して、テレビクルーの一員としてレポーター役を演じていたことでも話題になりました。緑色の派手な衣装に身を包み、キレの良い動きを見せるなどネット上でも大きな注目を浴びましたね。同じく出演した劇団ひとりさんに関してはVTRに出演し、オリンピック会場や東京の各所に光のスイッチを入れる仕事を行うスタッフを演じるなどしていました。
NSCではなだぎさんが8期、ナイナイが9期で、なだぎさんが1年先輩にあたるとのこと。岡村隆史さん(51)は「開会式、なだぎさん出てて、劇団ひとりも出ててなあ。元スミス夫人やで、なだぎさん」となだぎさんがかつて組んでいたコンビ名を懐かしんだ岡村さん。
続けて岡村さんは「“スミス夫人、全然おもんないですよね”て言ったら、めちゃめちゃ怒ってて。お前、エエかげんにせえよって」と先輩に向かって失礼なことを言っていた過去があったそうで、「でも、ホンマにスミス夫人、面白くなかったから。ピンになりはって、化けはった」とポツリ。
しかし、そんななだぎさんが五輪開会式に出演するほどまでになったことを受けて岡村さんは、「ホンマに、スミス夫人さんのときは本当ごめんなさいっていう…なんでなだぎさんにそんなこと言うたのか。申し訳ない、先輩に向かって。絶対言うたらダメなことです」と詫びるシーンがありました。これには、矢部浩之さん(49)も「我々間違ってるのは、“全然おもんなかったな”が間違ってます、我々。若すぎました」と当時を回顧。
最後に岡村さんは「オリンピックの開会式に出れるって、凄いことですから。素晴らしかったと思います、スミス夫人最高」と称賛していました。なだぎさんも劇団ひとりさんも、言葉を使わずに動きや表情だけでコミカルな雰囲気をかもし出しており、芸人としての彼らに共通するのは、「ザ・コメディアン」と呼びたくなるような抜群の身体能力でしたね。
なだぎさんはピン芸日本一を決める『R-1ぐらんぷり』で史上唯一の2連覇を果たしている実力者でもありますし、ナイナイの2人が称賛するように五輪の開会式に出れるほどの実力者だったことに間違いありませんね。