毎週日曜日の夕方に、お茶の間に笑いを届けてくれる笑点ですが、歴代の司会者を皆さんはご存知でしょうか?1966年から放送されているため、これまで多くの司会者が登場しています。今回は笑点の歴代司会者をまとめてみました!
笑点の初代から三代目までの司会者!
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笑点は、1965年に金曜夜席という名前で放送されていて、1966年に改名して笑点となりました。笑点の初代司会者は「立川談志」さんです。立川談志さんは毒舌が特徴的な落語家であり人気がありましたが、1969年にスタッフとの関係が悪化して司会を降板してしまいます。二代目の司会者は「前田武彦」さんで、NHKの放送作家さんで落語家ではありません。しかし、笑点にフリートークを取り入れ、立川談志さんに負けない毒舌で人気を集めていきました。笑点の特徴である、カラフルな着物は前田武彦さんが司会を務めていたころに取り入れられています。三代目の司会者は「三波伸介」さんで、コメディアンとして人気が高い人物でした。1970年から笑点の司会を務めており、1982年まで司会を務めています。前田武彦さんの代理司会を務めた際に、その腕前の高さからそのまま笑点の司会者となっています。しかし、1982年に三波伸介さんは、解離性大動脈瘤破裂によって、この世を去ってしまいます。愛川欽也さんが代理司会を務めましたが、その後も正式な司会者が決まらないまま、番組が進んでいきました。
四代目の司会者を五代目三遊亭円楽が務めることに!
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ゲスト司会を務めていた三遊亭円楽さんですが、そのまま正式な司会者を務めることになります。当初は二回だけの司会のつもりだったそうですが、司会がいないままの状態は良くないと、自ら司会を務めることを心に決めます。三遊亭円楽さんは、1983年から2006年まで、笑点の歴代司会者の中で最長の23年間司会を務めることになります。三遊亭円楽さんと言えば、笑い方に特徴があり、当時は笑いすぎだと批判を受けることもあったようです。しかし、三遊亭円楽さんは笑点に出演しているメンバーを際立たせるために、意図的に行っていたと言われています。また、三遊亭円楽さんが司会を務めるようになってから、芸能人が笑点に出演することも多くなり、国民的な人気バラエティ番組になっていきました。
笑点メンバーとして出演していた桂歌丸が五代目の司会者に!
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1966年から笑点のメンバーとして出演していた桂歌丸さんが、五代目の司会者を務めることになります。2006年から2016年まで10年の間、笑点の司会を務めており、厳しく座布団を没収していくスタイルを形成していきます。桂歌丸さんが司会を務めてから、大喜利メンバーにイジられることも多くなりました。そのため、大喜利メンバー全員から座布団を没収することも良くあり、これまでの笑点より少しコメディー色が強くなっていきました。しかし、桂歌丸さんは体調不良となることが多くなり、出演メンバーが交代して司会を務めていくようになりました。それぞれのメンバーの特徴を出した司会となっていましたが、正式に司会者となることはありませんでした。そんな中、ついに笑点の六代目司会者が決定されます。
六代目の司会者に春風亭昇太が選ばれる!
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桂歌丸さんの後任として、活舌の悪さをネタとしていた春風亭昇太さんが焦点の司会者として選ばれます。出演メンバーと比較してみて、笑点の司会者として春風亭昇太さんは選ばれたのは、みなさんも意外だったのではないでしょうか?大喜利メンバーから良くイジられており、お茶の間に笑いをたくさん届けてくれています。春風亭昇太さんは人柄が良いので、若い年齢層の方にも笑点が親しみやすくなってきています。笑点メンバーと比較してみると56歳と若手と呼べる年齢層であることから、桂歌丸さんが直々に司会者として推薦したそうです。大先輩を相手に司会を務めていくことは、緊張もするでしょうし、どう呼んだらいいか悩んでしまうことも多かったようです。現在では、お題を出して名指しする際には、緊張することなく出演者のことをさん付けで呼んでおり、司会者としての腕の高さを発揮しています。春風亭昇太さんなら、これからも笑点の司会をきっちりと勤め上げてくれるのではないでしょうか?
まとめ
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今回は笑点の歴代司会者をまとめてみました!笑点の歴代司会者は、個性豊かな人物ばかりで、笑点が国民的な人気番組となったことも納得です。六代目の春風亭昇太さんは、司会者としての確かな腕を持っているので、笑点を人気のある番組へと繋いでいってくれるでしょう。これからも笑点の司会者や出演メンバーの活躍に期待ですね!