68cmという世界で最も小さい少女は、医者に「長くは生きられない」と宣告されていたものの、両親が愛情たっぷり育てた甲斐があり、現在も元気に暮らしています。
「小人症」として生まれてきた少女
写真: googleimage
イギリスのある少女は「世界で最も小さい少女」として有名です。少女が生まれた当時の身長はわずか25cm、体重は500gで「小人症」と診断されました。「小人症」は300万人に1人も満たない難病で、正常な発育ができないため、余命はそう長くないと言われています。
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少女が生まれた当時も、医者は少女が1年も持たないだろう、と両親に伝えていました。しかし両親は医者のその言葉に「そんなはずない」と、少女が健康に育つように万全を尽くしました。両親は少女が幼い頃、カードサイズのオムツと1円サイズの哺乳瓶を直接作ったそうです。
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これ以上伸びない身長のせいで服のサイズが合わず、人形の服を着せたりもしましたが、少女は誰よりも健康に育っていました。しかし2012年、少女が小学校に入学した当時に危機が訪れます。小学校に入学してから間もない頃、少女が脳の発達が2歳ほど遅れていると診断されます。それでも少女と家族は一緒にいられる時間に感謝し、現在は1日1日孤軍奮闘しながら生活しています。
少女の近況は?
現在は10歳になった少女。自身のその小さな体型を生かし、大きな物の横に立って自身の可愛らしさをアピールする写真を撮ることが楽しみなんだとか。
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勉強についていくことは大変でも、学校では友達が多く、楽しく過ごしているそうです。少女の母親は「医者は毎年のように、娘がすぐ死ぬとネガティブな言葉ばかり言う。だけど私はそうは思わない。少女は元気に大人になっていくという奇跡を信じている」と笑いながら話しています。