お笑いコンビ「ナインティナイン」の矢部浩之さんが、フジテレビ系「人志松本の酒のツマミになる話」に出演。両親から勘当された過去を明かしました。
番組で矢部さんは、「うち、すごい実家が借金まみれやったんです」と切り出し、両親から「お金を貸してほしい」と頼まれることが多かったと打ち明けました。
そのころ芸人として成功していた矢部さんは、「借金あるだけ出す、最後やで」といって両親が抱えていた多額の借金を清算したそう。しかし、数か月後にまた母から「金貸してくれ」と電話が。
お金を貸すのは最後だと約束した矢部さんが「出さへん」と断ると、母は「もうええわ、お父さんと代わるわ」と父に電話をつないだといいます。すると、父は矢部さんに対し「誰がここまで育てたと思ってんのや。勘当じゃ!」とブチギレ。
これには矢部さんも我慢できず、「もう二度と連絡してくるな、二度と会わへんわ」と怒り、電話を切ったそう。しかし、さらに1か月後、夜中に両親が大阪から車で7時間かけて矢部さんの家にやってきたといいます。
両親を部屋に上げると、いきなり土下座をし「すまん、全部父ちゃんが悪い。ほんまに最後やから貸してくれ」と頼まれ、その姿に矢部さんも「今度こそ最後だ」とお金を貸したそう。さらに夜遅くに来た両親を家の隣の一流ホテルに泊めたといいます。
翌日、ホテル代を払いに行った矢部さん。明細を見ると「部屋代だけじゃなく、ルームサービス頼んでやがった。こいつら反省してないな!って」と明かし、スタジオの笑いを誘いました。
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