これから紹介するパキスタン出身の当時28歳の男性の爪は、見た目が奇妙で不思議なだけでなく、爪に触れると痛みや不快感が感じられたそうです。
少し衝撃的なものを目にするかもしれないが、いくつかの写真とともに手術した男性のエピソードを紹介します。
米国の科学媒体lFLサイエンスは、国際手術ジャーナル(International Journal of Surgery Open)に掲載された、パキスタンの男性の手術事例を紹介しました。
イギリスの『デイリー・メール』の報道によると、パキスタンのある男性が中指に痛みを感じ、爪に変わった組織ができていることが明らかになりました。この組織は小さな指のような、または爪にも見えるような形をしています。
パキスタンのある男性の中指の爪には、いつの日かわからないが、爪が二重に成長し始めたそうです。爪が二重に成長し始めてからは、爪は見た目が不思議で気持ち悪いどころか、触れると痛みや不快感が感じられたと言います。
これがどんどん成長し、日常生活にも影響されるようになったそうです。
男性は、日常生活において困難を感じ始め、病院に訪れてみようと決心しました。
しかし、当初X線検査をした医師は、男性の爪から問題点を見つけ出すことができませんでした。だが、男性はこれまでに爪に傷を負ったこともなければ、感染したこともなかった上に、このような異常な爪を持っている家族歴もなかったとのこと。
後に、医師によるとこれは爪の上に爪が生えるという「二重爪」ということで、医師はケラチンの「祟り」と診断されました。
二重爪はキューティクル物質で構成されているそうで、爪の下の肉と繋がっていることも明らかになってきたといいます。神経が繋がっているせいで、手で触れると痛みを感じたのでした。
医師は、指に局所麻酔をした後、長さが約1cmである二重爪を除去することに成功。患者は1週間後に抜糸し、今回の手術の結果に満足したと伝えいます。
医師は「二重爪が伸びる場合は非常に珍しい」と語り、「痛みと美容上の理由から、外科的に除去することができたものの、組織病理学的にもう少し接近しなければならない」と述べています。
身体の中でも日常で一番多く使う手(爪)に痛みを感じていたとは、とても辛かったでしょうね…
除去するのに成功されて何よりです!!
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