ミシュランガイドにも掲載された大阪・梅田の人気たこ焼き店「はなだこ」の運営会社と関連会社の計３社が、

大阪国税局の税務調査を受け、２０１８年４月までの５年間で計約１億４千万円の所得隠しを指摘されたことが判明。

重加算税を含む追徴税額は約８千万円になっていた事がわかっています。

国税局によりますと、インバウンド（訪日外国人客）効果で売り上げを伸ばし、

その一部を申告していなかったとみているとのことです。

調査を受けた芭食サービス側は３社はすでに修正申告し、納税したようですが、

調査の内容や結果については「お答えできません」とコメントしています。

大阪梅田にあるはなだこは、ＪＲ大阪駅東の高架下の「新梅田食道街」の中で営業。

「ミシュランガイド京都・大阪２０１８」で、５千円以下で質の高い料理を出す「ビブグルマン」として掲載されたこともあり、

外国人観光客が多く訪れ、昼夜を問わず行列ができる人気店としても有名です。

関係者の発表によりますと、調査を受けたのは大阪府守口市の「芭食サービス」「翠松フードサービス」「新紀」だとしており、

国税局は、レジを操作して客が商品を購入した記録の一部を消去する手口で売り上げの一部を除外し、

法人税や消費税の支払いを免れていたと判断。

また、従業員の給与にかかる源泉所得税の一部も納めていなかったとみています。

これまでの調査に対して３社はすでに修正申告し、納税したとしていますが、

運営会社側は「（３社が）税務調査を受けたことは事実」としたうえで、

調査の内容や結果については「お答えできません」と発表しています。

これらの報道に対してネット上からは批判の声が相次いでいます。

「売上を1億4千万円抜いたって、これは告発すべきでしょ。」

「消費税率上げても、インバウンド需要が増えても…虚しい
取りにくいところからも適正に徴収をお願いします」

「こういうのがいるか、キャッシュレス化が望ましい」

「逆に町の飲食で脱税してないとこないと思うけど、どうやって見抜いたんだろう、ずっとマークしてたんかな
タピオカ店なんかも脱税しまくりだよ、そして流行りが終了したらそそくさと閉店」

などのコメントが寄せられていました。