参院選の比例区で当選した立憲民主党の辻元清美氏が16日、自身のツイッターを更新。同日、公式ツイッターで「安倍元総理の国葬に反対します」とツイートしたところ、ネット上には賛否両論の声が寄せられ、話題になっています。
今秋に執り行う方向で検討に入った故安倍晋三元首相の「国葬」について反対の姿勢を打ち出し、岸田首相に再考を促した辻元氏。安倍氏は選挙戦終盤の8日に奈良・近鉄大和西大寺駅での街頭演説中に銃撃され、67歳で死去。
その後、岸田文雄首相は14日、官邸での記者会見で国葬を行うと明らかにしていました。この問題について辻元氏は自身のTwitter上で、「安倍元総理の『国葬』に反対します。どんな功績や基準で判断されたのか不透明」と冒頭でつづり、
「私も安倍元総理の死を悼んでいます」「しかし安倍政治の功罪はしっかり検証されるべき。それを封印して『国葬』に踏み切ることは、国民の分断につながりかねないと懸念しています。岸田総理、再考を!」(原文ママ)などと訴えたのでした。
安倍元総理は銃撃され死去し、12日に東京・増上寺で葬儀が営まれました。憲政史上最長となる通算8年8カ月の在職期間を踏まえ、1967年の吉田茂元首相以来、戦後2例目となる「国葬」を今秋に執り行うことで調整に入っていると伝えられていました。政界からは反対する声もあって大きな課題になっているようです。辻元氏の意見にネット上では様々な声があがっておりpoint 234 | 1
「功績の評価や国葬の賛否はそれぞれにあって当然だろうし、寧ろない意見が出ない事の方が怖い事だろう。また、この議論は選挙の焦点だった訳でも当然ないので、選挙結果とは別けて考えるべき事だろうと思う。」
「基準は難しいと思います。 長く総理を続けていても、亡くなった時点で参拝者が少なく、海外からの弔問も少ないなら国葬を開く意味は無いでしょう」
「世論調査する内容では無いと思いますが、多くの国民が外国からの評価も含めて国葬賛成の声が多いのではと思います」など、賛否両論となっているようですね。
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