お笑いコンビ『爆笑問題』の太田光さんが、11月25日放送のドキュメンタリー番組『ファミリーヒストリー』(NHK)に出演。番組では父方・太田家と母方それぞれの出自や仕事など詳細に今まで明かされることのなかった祖父や父親の波乱の人生が語られ、太田さん自身のルーツが紹介されていきました。
番組では、父方・太田家のルーツは静岡磐田と紹介。昭和3年、東京板橋へ移り住み、枕の製造を始めたそうです。一方、母方は新潟上越。交流のある親戚はいませんでしたが、古文書をもとに意外なルーツが明らかになっていきました。さらにデビュー当時の「爆笑問題」秘話や両親の愛が詰まった物語なども紹介されました。point 204 | 1
番組を見た視聴者からは《おじいちゃん枕製造してたのか。知らんかったわ》《親父さんかなり太田のことを心配してんだなー。いい人じゃないか》《お父さん爆笑が売れたのがかなりうれしかったんだな《親父に顔がそっくりだなw》など、父親の三郎さんが息子・光さんを溺愛していたことに、驚きや感嘆の声が上がっています。
しかし一方で、父親から溺愛されていたことが明らかになり、〝あの疑惑〟が再燃することになってしまったようです…。その疑惑とは、昨年8月に『週刊新潮』が報じた、太田さんの日本大学芸術学部演劇学科への〝裏口入学〟問題。番組では太田さんが日芸を退学する際、父の三郎さんが「今どきの芸人は大学くらい出ておかなきゃダメだ。せっかく入ったのに何だお前、辞めるなんて」と、猛反対したことが紹介されていました。point 259 | 1
また、そんな太田さんが「お笑いをやる。それで舞台に立たなきゃ、今なんだ」と父からの忠告をスルーしたことが、結果的に芸人として成功したと美談のように語られました。ここで、なぜか大学入学に関する話が一切出てこなかったことが逆に「疑惑がより深まった」などという声がネット上で広がったのです。エンタメ誌記者は次のように話しています….point 226 | 1
「番組中、椅子にふんぞり返りながら『ガハハ』と大笑いし、終始ご満悦の様子だった太田ですが、それもこれも、自分に取っては不都合なシーンが一切出てこなかったからかもしれませんね」
太田さん側は現在、新潮社に対して、300万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求めています。しかし、和解交渉は決裂しているようです。太田さんが本当に裏口入学をしたかどうかは、すでに亡くなっている父・三郎さんと、太田さん本人しか知るよしはなく…..。
〝裏口入学〟問題が出てこなかったことに対して、一部の視聴者は〝疑惑〟をより強めてしまったようで以下のような声が寄せられました。
《大学を辞める話ばかりで、入学には一切触れなかったなw やっぱヤバイからだろうな》
《辞めるより入学する方がはるかに難しいのに、そのエピソードは一切なし。お察しw》
《まぁ、番組内で裏口入学に触れることは絶対ないとは思うけど、それにしても全くないというのも怪しいよな》
《そりゃ親父も800万円が無駄になるからな。必死に止めるだろw》