one piece速報というまとめサイトがありました。過去形の表現になっているのは、今現在は閉鎖されたためです。いつ閉鎖されたかと言えば、本当にこの間の事です。突然閉鎖が一方的な形で発表され、愛用していたユーザーの多くが驚愕ししまた。サイト名の通り、漫画one pieceに関する速報を取り扱っていた、有数のまとめサイトであり、ネタバレや考察の情報を目的に訪れていたネットユーザーも大勢いました。
写真：imgur.com
突然した理由については、色々な憶測が飛び交っています。一般的なまとめサイトの場合、閉鎖されるのは、いわゆるアクセスの伸び悩みです。テレビもまた視聴率が悪ければ、有名番組でも突然打ち切られてしまいます。まとめサイトも、ある意味でビジネスの一環であり、管理人が「このサイトは儲からない」と判断すれば、一方的にサービスが終了します。まとめサイトの管理人はほぼ例外なく、広告掲載で収入を得ており、その利益で独自のコンテンツを運営しています。
写真：tamashii.jp
なぜ、one piece速報という有益なネタバレコンテンツが無料で利用出来たかと言えば、管理人がおそらく多額の広告収入をアフィリエイトで得ていたためです。現実問題として完全な趣味や慈善事業でまとめサイトを運営なさっている方はまずいらっしゃいません。
写真：ytimg.com
ただ、one piece速報に関してはアクセス数が良好であり、それこそ管理者は安定した高収入を得ていたと見られています。そのため、閉鎖の理由として「人気が無くなったのでやめた」や「儲からず、赤字続きなので終了させた」という事は当てはまらないでしょう。
写真：nocookie.net
one piece速報の突然の閉鎖の真相ですが、最も信憑性がある理由として指摘されるのが、同種のまとめサイトの摘発です。同じく漫画one pieceのネタバレ画像を主なコンテンツとして掲載していた別のサイトが、警察に「著作権侵害」として摘発され、実際に関係者が逮捕される事件がありました。有名漫画に関連した事件だったためか、テレビニュースでも大きく速報として報道されました。
写真：akibapress.com
one piece速報とは別のサイトが摘発され、別の管理人が逮捕されたようですが、両者とも漫画のネタバレコンテンツを扱っていた点は瓜二つです。one piece速報の管理人は同種のサイトが摘発された事を受けて、言わば自分のところに火の粉が飛んでくる前に、予防的にサイトを閉じたのではないか、という見方が真相に近いようです。そもそもone piece速報についても、作者や出版社に無断でネタバレコンテンツを掲載していた疑いは濃く、運営を続けていれば、いずれ摘発、閉鎖という結果になっていた可能性は高いです。