芸能界には、様々な一発屋が存在しています。そんな中で、今回は歌手に照準を絞ってみました。80年代、90年代、2000年代に分けて厳選した一発屋をまとめてみたので、紹介してみたいと思います。
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80年代~
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まず最初に取り上げるのは「嶋大輔」さんです。俳優としてのイメージが強い彼ですが、1982年の「男の勲章」で歌手デビューしています。「天まであがれ!」の主題歌になり、大ヒットしたのですが、その後は歌手としてはパッとせず…。続いては、「H2O」です。1983年の「想い出がいっぱい」が大ヒットしましたが、その後は続きませんでした。80年代編で最後に紹介するのは「GO-BANG’S」です。1989年の「あいにきてI・NEEDYOU!」が大ヒットしましたが、一発屋の仲間入りを果たしてしまいました。point 252 | 1
90年代~
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90年代編で最初に紹介するのは、シンガーソングライターの「KAN」さんです。「愛は勝つ」が200万枚を超え、オリコンチャートイン52週のロングヒットを記録!しかし、その後はヒットに恵まれず一発屋になることに。独創的な音楽性で一時期話題になった「たま」も一発屋だと言えるでしょう。「イカ天」後、あらゆるメディアに引っ張りだこでしたが、その人気は長続きしませんでした。女性のシンガーソングライター「平松愛理」さんも一発屋だと言えるでしょう。1992年の「部屋とYシャツと私」が100万枚近いセールスを記録しましたが、その後のヒットには恵まれませんでした。90年代最大の一発屋と呼ばれることもある「THE虎舞竜」、高橋ジョージさんがボーカルを務めるバンドですね。1993年の「ロード」は220万枚を売り上げてましたが、彼らのそれ以外の曲を知っている人たちがどれだけいることでしょうか…。point 476 | 1
2000年代~
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2000年代でまず紹介したいのは「ヒルクライム」です。2009年にデビューし、同年にリリースした「春夏秋冬」が着メロランキングやオリコンデイリーランキングなどで軒並み1位を獲得!第51回日本レコード大賞で新人賞も受賞しましたが、その後はパッとせず。女性シンガーソングライターの「植村花菜」さんも一発屋としてよく名前があります。2005年にリリースした「トイレの神様」が第52回日本レコード大賞で優秀作品賞と作詩賞を受賞!『第61回NHK紅白歌合戦』にも出ましたが、この後はヒットに恵まれていません。2000年代で最後に紹介するのは、「キマグレン」です。「LIFE」がオリコンチャートで初登場14位を記録し、フル配信合算での売上は100万件を突破し、大ブレイクしました。しかし、その後のヒットに恵まれることはなく、海の家の経営も破産するなど散々な経験をしているようです。point 458 | 1
まとめ
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今回は、一発屋と言われている歌手の中から一部だけを抜粋してみたのですが、曲のタイトルは一度は聞いたことがあるものばかりだったと思います。今回紹介したような一発屋の歌手たちは、まだ音楽CDが売れている時代に一発屋になった人達なので、実は意外と印税収入が今でも細々と入っているようです。したがって、比較的恵まれた一発屋歌手だったと言えるのではないでしょうか?しかし、今は音楽CDがほぼ売れない時代に突入しています。したがって、これから一発屋歌手になる人たちはかなり厳しい現状だと言えるでしょう。音楽そのものが無難に消化されていく時代なので、新たな一発屋はどんどん生まれていくのかもしれませんね。point 367 | 1