ロックバンド「ONE OK ROCK」のTaka。圧倒的なカリスマ性で多くの若者ファンを獲得しているだけではなく、国内外の有名アーティストたちからも歌唱力の高さが絶賛されています。バンドでは作詞作曲も担当するなど、マルチな才能を発揮しています。今回はそんなTakaの驚くべき経歴や才能についてご紹介します。
波乱に満ちた異色の経歴
Takaは1988年生まれ、演歌歌手の森進一と森昌子の長男として生まれました。元ジャニーズアイドルとも知られ、NEWSの結成メンバーにも選ばれましたが、3ヶ月後にはグループと事務所を脱退。その後、両親の離婚や高校中退などを経て、現在のONE OK ROCKに加入しました。
2007年に「内秘心書」でメジャーデビューを果たした後、現在ではワールドツアーも成功させるなど、世界的な注目を集めるロックバンドへと成長しました。所属するバンドではボーカルのほか、多くの楽曲で作詞作曲も担当。楽曲提供やプロデュースもおこなうなど、日本の音楽業界をリードするアーティストとして活躍しています。
天性の才能と努力で磨かれていった歌唱力
圧倒的な歌唱力と表現力で高い評価を受けているTaka。ONE OK ROCKへ加入することとなったのも、ギターメンバーのToruが彼の歌声に衝撃を受けて、勧誘を始めたことがきっかけでした。両親の森進一と森昌子だけではなく、弟であるHIROもロックバンド「MY FIRST STORY」のボーカルとしてデビューするなど、Takaの家族は音楽一家として知られています。演歌歌手の子供として幼少の頃から歌に触れる機会が多く、そういった環境や経験が才能の土台を築き上げていったとも言えます。そういった土台部分へTaka自身が加えていったのが、力強いシャウトや高音域といった表現の技術。激しいロックから優しいバラードまで表現するONE OK ROCKの楽曲は、絶大な人気を集めるようになりました。
英語力はどこで手に入れたのか
ONE OK ROCKの特徴となっているのが、英語歌詞の多用。Takaの発音や英語での歌唱力は海外でも違和感なく受け入れられているほどで、ONE OK ROCKが世界的にも高い評価を受けた理由のひとつともなりました。
海外での現地インタビューにも英語で対応するなど、高い英語力を持っているTakaですが、意外にも海外留学などの経験はなく、日本で身につけたものとされています。歌唱力と同様に、幼い頃から洋楽などの楽曲にも多く触れてきたTakaはヒアリング能力が高く鍛えられており、英語の発音や語彙力なども自然に獲得していくことができたようです。
若者の共感を呼ぶ歌詞
若い世代を中心に絶大な支持を受けるONE OK ROCK。演奏技術の高さやボーカルの歌唱力だけではなく、歌詞に共感してファンになったという方も多いようです。親の七光と言われ続け、ジャニーズ時代にも厳しいバッシングを受けてきたTaka。歌詞にはそんな自身が経験した孤独や社会への抵抗感、それを乗り越える勇気などが強く込められており、リアルなメッセージ性に共感する声が多くあがっています。
まとめ
ONE OK ROCKのボーカル・Takaの経歴や特徴についてご紹介してきました。多くの困難や周りからの偏見を乗り越え、自分の力で夢を掴み取ったTaka。これからも世界を舞台に活躍するONE OK ROCKに注目です。