歌手の和田アキ子さんが20日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」に出演。容姿侮辱発言が問題となり、東京五輪・パラリンピックの開閉会式の演出責任者を辞任した佐々木宏氏の報道について言及しました。
番組では、東京五輪・パラリンピックの開閉会式を巡り、演出の統括役を務めていたクリエイティブディレクター・佐々木宏氏が、昨年LINEのグループトーク内でタレントの渡辺直美さんをブタに例え、容姿を侮辱するような演出を提案したことが報じられました。
この問題を受け、佐々木氏は18日「渡辺さんに対する大変な侮辱となる発案、発言。取り返しのつかないこと。心からおわび申し上げます。」と謝罪文を公表、責任者を辞任することを明かしました。
一連の騒動に和田さんは、「佐々木さんを擁護してませんよ」と前置きしつつ、LINE上でのやりとりについて「打ち合わせしてて、すぐ(周りから)たしなめられたって。謝って済んでいることなのに、なんで今出てくるんですか?」と、1年前の出来事が今取り上げられることに疑問を投げかけました。
また、和田さんは容姿を揶揄されることについて「私なんかどれだけ言われてきたか、本当に」と明かし、「小さいころから私は学校でもいじめられてきた。でも、大きいからしょうがないと思って、芸能界入ったら大きいことを武器にしようってやってきた」と告白。
「だから勘違いしたら困るけど渡辺直美も分かってやっている。ビヨンセのモノマネするのもお腹をプルプル震わせるのも面白くて、でもキレキレの踊りするわけですから。何が自分でウケるってわかっている」と指摘しました。そして、最後に改めて「人のことを言うのをね、1年経ってから言うのやめようよ。オリンピックやりたいなら楽しくやろうよ」とコメントしました。