人気テレビ番組「探偵!ナイトスクープ」の司会などで活躍した元タレントの上岡龍太郎(かみおか・りゅうたろう、本名小林龍太郎)さんが5月19日、肺がんと間質性肺炎のため大阪府の病院で死去したことがわかりました。81歳。京都市出身。ネット上でも悲しみの声が続々と寄せられています。
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上岡さんは、5月19日に大阪市内の病院で肺癌と間質性肺炎のため死去。2日に米朝事務所が報告しました。本人の強い意向により、ごく限られた身内で密葬を済ませており、お別れの会なども固辞したいとの旨を伝えていたといいます。上岡さんは1942年3月20日生まれ、京都市出身。横山パンチの芸名で、60年に横山ノックさん、横山フックさんと「漫画トリオ」を結成。68年に解散後は、テレビやラジオ番組の司会などで、絶妙な笑いを交えたトークを繰り広げ、関西を中心に絶大な支持を誇りました。point 235 | 1
笑福亭鶴瓶と共演した『鶴瓶上岡パペポTV』や、初代探偵局長を務めた『探偵!ナイトスクープ』をはじめ、『上岡龍太郎にはダマされないぞ!』などヒット番組多数。「東京嫌い」で知られたが、全国ネットの番組でも人気となりました。上岡龍太郎さん家族からのコメント全文は以下の通りです。
お世話になった方々にも突然のお知らせとなってしまったことを深くお詫びいたします。昨年秋頃、積極的治療の術がなく本人も延命を求めていない、と知らされた時に少しは覚悟しておりましたが、あれよあれよという急展開で母も私もまだ気持が追いついていない状態です。 とにかく矛盾の塊のような人でした。父と子なんてそんなものかもしれませんが、本心を窺い知ることは死ぬまでついに叶わなかったような気もします。 弱みを見せず格好つけて口先三寸……。運と縁に恵まれて勝ち逃げできた幸せな人生だったと思います。縁を授けてくださった皆様方に深く感謝いたします。 小林聖太郎point 332 | 1
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講談師としての顔や、劇団の主宰、さらに阪神タイガースのオーナーを気どるなど、幅広い知識を生かし、大阪文化をけん引。「芸能生活40周年で隠居する」と公言し、惜しまれながら2000年に芸能界を引退。その後は公の場に姿を見せることはほとんどありませんでしたが、突然の訃報には驚かされましたね…。point 206 | 1
ネット上ではこんな声が寄せられていました。
「キレイに引退し、キレイに旅立ったんやな。 ご家族のコメントに上岡スピリットがしっかり受け継がれていることがにじみ出て余計感傷的になってしまった」
「正義感の強い、忖度しない方だった印象です。 この方の番組は全て面白かった。 この人の番組を見られる年代に生まれてよかったと思います。 心よりご冥福をお祈りします」
「21世紀に入ってからの上岡龍太郎さんも見てみたかったです。でも、今の時代だと生きづらかっただろうなあとも思います。そういう意味ではいいタイミングで引退できたということです。謹んでご冥福をお祈りいたします。」
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