再び高齢者による痛ましい事故が起きてしまいました。19日に福島県で軽自動車を運転していた97歳の高齢男性が事故を起こして死傷者を出したというものです。なぜこのような事故が起きてしまったのでしょうか。詳しい内容を見ていきましょう。

 

 

車のハンドルを握っていたのは波汐國芳（なみしおくによし）容疑者97歳です。

歩道にいた女性を跳ねて死亡させ、そのあと車3台に衝突するなどして複数人に怪我を負わせました。

 

 

事故を目撃した人の話によればものすごい速さで歩道を走ってきたということです。

事故後の容疑者の様子についてはうつむいて歩道に座り込んでいたといいます。

 

 

なぜ97歳の高齢者が車を運転していたのでしょうか？

自宅付近を通るバスは1，2時間に1本、最寄りのスーパーまで約1キロという生活環境で

事故現場周辺で聞こえてきたのは車が無いと不便な生活だという声でした。

 

 

数年前に妻を亡くして一人暮らしとなった容疑者に免許返納の声掛けをする人物もいなかったのかもしれません。

また、警察によれば免許更新時の認知機能検査に問題は無かったということです。

 

 

認知機能検査に問題が無ければ高齢者の運転が許されるのかは今一度見直して欲しい部分ですね。

命を落とされた方のご冥福をお祈りいたします。

 

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