1980年代の女性アイドルとして一大人気を築き上げた岡田有希子さんですが、突然1986年にビルから投身自殺をしてしまい、世の中をあっと驚かせました。当時、岡田有希子さんは人気絶頂期にあったにもかかわらず、何故、自殺をしてしまったのか、多くの方が疑問に思われたのではないでしょうか。また社会現象として、岡田有希子さんの真似をして全国のファンの若者が投身自殺をする後追い自殺もありました。
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岡田有希子さんは、当時、18歳でアイドルとしての地位も確立しており、何故、投身自殺をしてしまったのか、色々な諸説がありますが、中には有力説として妊娠説もあります。
当時、岡田有希子さんは、禁じられたマリコというドラマに出演されており、共演した年上の俳優の峰岸徹さんと関係があったのではないかと言われています。
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デビュー前、岡田有希子さんは、サンミュージックの社長の自宅で下宿生活を送っていたのですが、デビュー後は、人気が出始めて仕事量も増えたため、一人暮らしをしていましたが、ビルから投身自殺する前にも、自宅でガス自殺とリストカットをしており、自殺未遂に終わりました。事務所側は、それを重く受取り、岡田有希子さんを事務所につれてきたのですが、事務所のビルから飛び降り自殺をしてしまいました。
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当時、見つかった岡田有希子さんのノートには、禁じられたマリコで共演した峰岸徹さんのことが書かれていたそうです。当時は年上の男性で、峰岸さんのことを思うだけで嬉しいと喜ぶ様子や、恋が成就することはなく、苦しい思いをしていることなどがノートに書かれていたそうです。岡田有希子さんは、共演した峰岸徹さんに恋しており、プラトニックな気持ちを抱き続けて、自殺したのではないかとも噂されている一方で、実は妊娠もしており、峰岸徹さんの子供を宿していたのではないかとも噂されています。真実については、すでに亡くなってしまったため、謎に包まれていますが、岡田有希子さんの死は世間に大きな衝撃を与えることになってしまいました。
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峰岸徹さん自身は、岡田有希子さんの自殺後に、このノートの存在を聞かされて、とてもショックを受けていることや、テレビで共演してから、兄貴のつもりで接していたと、コメントされています。
他にも、サンミュージックの金庫には、岡田有希子さんの遺書が残されていたという噂もあります。
この遺書には、峰岸さんにふられたという内容や、もう一度会いたかった、勝手なことをしてごめんなさいと言った内容が書かれているそうです。
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死後に出版された愛をくださいという本にも、峰岸徹さんのことが書かれており、遺書に書かれていた、峰岸徹さんに振られたことや、結婚してくれるといってくれたのに嘘つきという言葉などが、詳細に書かれています。現在は残念ながらこの本は絶版になっているので、読むことはできませんが、この本の内容から察するに、峰岸徹さんが、結婚を約束する間柄であったことが解るのではないでしょうか。
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禁じられたマリコでは、岡田有希子さんは、主人公を演じており、超能力を持つ少女に役で、無実の罪で殺された父親の無念を晴らすために、兄の隆一と共に悪の組織に立ち向かうというストーリーです。峰岸徹さんは、刑事役で出演されていますので、岡田有希子さんは峰岸徹さんに憧れの気持ちをこのときに抱いていたのではないでしょうか。峰岸徹さんは2008年度に亡くなっていますので、妊娠の相手だったのかどうか、二人の間に何があったのかについてはすべて闇の中に消えてしまいました。
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岡田有希子さんがなくなった後は、命日の4月8日には、現在も多くのファンが黙とうをささげたり、花束をビルの下に置いているそうです。