”尾木ママ”という愛称で知られている教育評論家・尾木直樹氏が今月17日、自身のブログを更新。
連日ニュースなどでも報じられているように、自身が「新型コロナウイルスに感染している」といった”虚偽”の発信をして、周囲に被害を及ぼした人々に言及。怒りを露わにし、ネット上でも共感の声が上がっています。
連日、新型コロナウイルスに関連したニュースが報じられている中、
最近SNS上で多く見かけるのが、実際には新型コロナウイルスに感染していないのに、
「新型コロナウイルスから回復した」などとうそを投稿してライブハウスの訪問を予告し、
アイドルらの音楽イベントを妨害するなど、似たようなケースの容疑が多発しています。
尾木ママは17日にも、「偽コロナ感染者の迷惑」というタイトルでブログを投稿し、
冒頭から「電車内や小さなイベント等で『自分はコロナ感染者』と偽り大騒ぎする様子に喜ぶ一部の人たち絶対に辞めるべきです!」と怒りを露わにしました。
続けて「明らかに犯罪。初期の段階で厳しく取り締まり厳罰に処すべきです!!」と意見を綴りました。
現代社会は「社会不安煽る行為はスマホ時代においては軽い気持ちでやってしまえるだけに厄介です」
としたうえで、こういう時だがらこそ、「高いモラル求められているのではないでしょうか?」と問いかけた尾木ママ。
尾木ママがブログを更新する前日の16日の午後にも、
桐生駅に停車していた電車で「俺はコロナだ」と新型コロナウイルスに感染しているかのような発言をして、
別の乗客とトラブルになるという事態が発生していました。
虚無発言をした男は、警察によって偽計業務妨害容疑で現行犯逮捕されているのですが、
公共機関でのこういった発言は、神経をとがらせている今、大騒ぎになりかねませんし、
本当に多くの人を巻き込み、迷惑になります。
こういった背景のもと、尾木ママがブログで怒りを露わにしてのではないかと思いますが、
「初期の段階で厳しく取り締まり厳罰に処すべき」という尾木ママの意見に対して、ネット上では共感の声が続出。
「凶器を振り回すのと何ら変わらない。本当にどうにかしないといけないと思う」
「徹底的に制裁してケジメをつけてほしい」と賛同する声が相次いでいる中、
一方で「法律は決まってるわけだし、いきなり厳しく処するのは無理だと思うな」
といった現実的なコメントもみられました。
新型コロナウイルスに関するデマ情報など、様々な問題がネット上で飛び交っています。
何が本当の情報で、何が嘘の情報なのかは自身が見極めるべき時代になってきましたが、
多くの人に迷惑をかけるような虚無発言は許せないですね。
こういった時こそ自身の身の振り方を考えるべきなのかもしれませんね。