人気キャスターである小倉智昭さん、2018年8月29日放送の「とくダネ!」の中で、乳がんで亡くなった漫画家さくらももこさんに関して「全く知らない」と、さくらさんの作品の魅力を振り返る特集VTR直後に発言したことで、ネット上では疑問の声が続出しています。視聴者たちからは、「わざわざ言う必要ある?」などのツッコミが寄せられています。
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「とくダネ!」での亡くなったさくらさん特集。「ちびまる子ちゃん」の名シーンを映像で振り返ったり、短大時代の「恩師」が当時のさくらさんについて語ったりする、故人の思い出がつまったVTRが放送されました。
写真:YouTube
しかし、このVTRが流れた直後に小倉さんは、
「本当にお恥ずかしい話なんですが、『ちびまる子ちゃん』とか、さくらももこさんとか、全く知らないんですよ!『ちびまる子ちゃん』って、1度も見たことない!! 」
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と声を張り上げていました。その上、2005年放送のドラマ版の「ちびまる子」に出演していた笠井信輔アナウンサーに対しても、
「笠井君のドラマもね、申し訳ない、1度も見たことないんだよね」
と告白しました。
写真:スポーツ報知
笠井アナ小倉さんの発言に対して、「あの…、やっぱり世代的なものはありまして」とフォローを入れたが、小倉さんのこうした発言に関して、ツイッターやネット掲示板には視聴者からこのようなコメントが寄せられました。
「普通に今言わなくていいと思う」
「別にそれ言わんで良くない?なんでわざわざ言った?」
「見たことないだけじゃなくて『知らない』とわざわざ言う必要ある?」
「どういうつもりか知らないけど 余計な一言」
写真:livedoor
さらに、小倉さんが「とくダネ!」放送前の29日朝にブログで、「はやすぎるよ、さくらさん」というタイトルで追悼記事をアップしていたことが分かりました。ブログの内容には、生前のさくらさんに関するエピソードを紹介しながら、「『平成』も来年の4月30日までで、年号が変わるまであとわずか。まさに『平成』を駆け抜けたという早世になってしまいました」と書かれていました。
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このようなブログを公開した直後の番組で、「全く知らない」、「(作品は)1度も見たことない」と発言したことに関しても、「小倉さん、わけがわからん」、「こんなんだったらいちいち書くなよ」などの違和感を抱くユーザーも多数いました。
番組ではその後にタレントのデーブ・スペクターさんやコラムニストの深澤真紀氏がさくらさんの漫画やエッセイの魅力を熱弁していました。小倉さんは当時に、「私なんぞは、一番読まなきゃいけない作家さんかも」と反省気味に話していました。