教育評論家の尾木直樹氏が政界と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)とのつながりに疑問視し、「日本も終わり」だと批判しました。ネット上でも同情の声が上がっています。
世界平和統一家庭連合=旧統一教会と政治家との関わりが次々と明らかになる中、尾木氏は26日に自身のブログを更新。「旧統一教会と政治家の癒着問題 酷いもんですね!」とバッサリ斬り付けたうえで、
「当事者の発言も弁解か居直り、いやはや見っともない見っともない。政治家のレベルも落ちました 落ちました うーむ 日本も終わります」(原文ママ)などと強く批判しました。
安倍元総理の銃撃事件以降、自民党・茂木敏充幹事長は旧統一教会と党は組織的な関係はないと説明しましたが、安倍氏の弟・岸信夫防衛相や二之湯智国家公安委員長らが過去に関わりがあったことが明らかになっています。そうしたことを背景に、尾木氏は強く批判したとみられます。
尾木氏は27日にもブログでこの問題に触れ、今回の旧統一教会と政治家の癒着問題について、若者たちはどう見ているのか?と提議し、「大人は堪忍袋のおが切れかかっているけど子どもたちの見方、感性を知りたいですね」などとも綴ってました。
霊感商法や多額の献金など、反社会的な活動がクローズアップされている教団と、政治家とのこれまでのかかわり。自民党の姿勢には疑問がたくさん出てきますね。
[著作権者VONVON /無断コピー、無断転載および再配布禁止(違反時の法的措置)]