2018年に深夜バラエティー番組『ゴットタン』(テレビ東京系)をきっかけにブレークし、今やテレビやインターネット等媒体を問わず快進撃を展開している、渋谷系ネオチャラ芸人『EXIT』。そんな『EXIT』の最大のウリといえば、〝実は見掛けによらずマジメ〟というギャップ。
現在、テレビ業界全体から引っ張りだこの〝お笑い第7世代〟。その中でも、『EXIT』は若い女性からも大人気。
服装も言動もひたすら軽いノリの「チャラ男キャラ」で世に出てきましたが、「実は真面目」という素顔の部分を持っています。
ブレーク前に、ボケの兼近大樹はベビーシッター、ツッコミのりんたろー。は老人ホームで介護ヘルパーとしてアルバイトをしていたそう。そのことからも、そのマジメさが腑に落ちます。
そんな『EXIT』のように「前職が意外な芸能人」は少なくないようです!
今でこそフジテレビの朝の顔として、実力派お笑いコンビとしてバツグンの安定感を誇る『バナナマン』設楽統。設楽の前職は「西武鉄道」で駅員をしていました。
西武池袋線の小手指駅で駅員として半年ほど勤務していたそうですが、お笑いの道を志して一念発起し退社。
数々のアルバイトを転々としている中で相方の日村勇紀と出会ったのだそう。その後、タレント・渡辺正行の付き人として芸能界入りを果たしています。
そんな設楽と若かりしころに共同でお笑いライブを開催していた『おぎやはぎ』矢作兼。
彼も前職はお笑いとは全く無関係だったようです。高校卒業後、ビルのメンテナンス用品を取り扱う貿易会社に就職。上海勤務など約2年間のサラリーマン生活を送っていたのだそう。
このころ、『おぎやはぎ』『バナナマン』『ラーメンズ』と6人でコントをしており、矢作は大体〝口がウマい〟〝小賢しい〟役どころを担当していたそうです。
貿易会社での営業経験から、当時プライベートでも本当に口が達者だったと言われています。
今や『バナナマン』も『おぎやはぎ』もテレビでなくてはならない存在となり、『ラーメンズ』もそれぞれ表現者、役者として個性を発揮しています。こういった仲間からの刺激は特別なものでしょう。
また、『ますだおかだ』増田英彦と俳優・佐々木蔵之介は、何とサラリーマン時代の同期だったそうです。大阪の広告代理店に就職したものの、増田はわずか9カ月でお笑いの道を目指し退社。
その後、佐々木も俳優業に挑むべきか悩み、増田に電話で相談したところ「やってみたらいい」と背中を押してもらったというエピソードも。
結果として2年半ほどで退社し、俳優の夢を追って退社。佐々木のきっかけが増田… 何とも意外ではありますが、実に感動的なエピソードとなっています。そして今やどちらもその道で活躍し多くのファンを魅了しています。
前職で経験したことは決して無駄ではなかったでしょう。そうした経験があるからこそ、今の活躍に繋がっているのかもしれません。今後もさらに活躍の場を広げていったもらいたいものですね!!