フィギュアスケートの選手だったことでも有名な織田信成氏ですが、彼は織田信長の末裔ということでも知られています。あるテレビでは家系図も持ち込んでその証拠を見せていたようです。ただ、この織田信成氏のこの信長の子孫ということはデマではないかという説も浮上しています。それは、この時の家系図に問題があったようです。
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この時示された家系図では、信長から数えて十代目から十三代目が不明とされているところがあったのです。そして、十四代目から新しく始まった、十七代目で織田信成氏ということになっていました。この不明とされているところがあることで、この家系図が信用して良いかどうかということになっているのです。不明ではまさに、信長の末裔であることの証明とはならないわけですが、このあたりの判断が何とも言えないことになるのでしょう。不明は正に不明で、明確に肯定も出来ませんが、否定も出来ないわけです。子孫であることの証明にもなりませんが、子孫でないことの証明にもなりません。point 343 | 1
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昔であれば織田家の末裔ということを名乗ることには大きな意義があったと思われますが、今の時代では織田家の末裔を名乗っても意味はないでしょうから、無理やりにこじつけているという感じはあまりありません。特に織田信成氏はすでにフィギュアの世界では世界的な選手となっている人でしたから、今更名を売っても意味がないことになります。
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織田信成氏が元々織田家の子孫ということを売りにして芸能活動のようなことをしていたのであれば別ですが、最近行っている芸能活動はスケートの実績で既に名が売れていることを利用しているので、あまりこうしたことは問題にはならないのでしょう。不確かなところはあるけれども彼が言うのであればそうではないのかという雰囲気を醸し出すことにも成功しているところがあります。
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織田信長はかなり多くの子供がいましたが、江戸時代などに入って徳川政権となると織田家はほとんど政治の中枢からは外れている感じがありますから、信長の子供たちの中には隠れて暮らしていた人も多かったのかもしれません。とすれば、織田信成氏のような形で今にひっそりと信長の血が引き継がれているという可能性はあるということになるのかもしれません。
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これから、織田信成氏のように織田家の子孫だというような人がいろいろと出てくることになるかもしれません。最近はネットの普及もあっていろいろな有名人の子孫だという人が出てきているということもあります。