コロナ禍の影響もあり、一般人だけでなく芸能人のYouTube参入も急激に増加した今年。2020年に開設された「芸能人」タグのついたチャンネルはなんと200以上とのこと。
2018年9月からYouTubeに参入した女優・本田翼のチャンネル「ほんだのばいく」は、ゲーム実況などわずか14本の動画で、現在チャンネル登録者数は約220万人となっている。
そんな中今年は、日本でずっとトップに君臨していたYouTuber・はじめしゃちょーのチャンネル登録者数が国内3位に転落している。
YouTube業界にあまり詳しくない人は、日本1位のYouTuberはテレビでも活躍しているヒカキン(チャンネル登録者数・約879万人)だと思っただろう。しかし、実はヒカキンではなくはじめしゃちょー(チャンネル登録者数・約904万人)だったのだ。だが、今やそのはじめしゃちょーも日本3位。
大物YouTuberを差し置いて、現在1位2位に君臨しているのが…
「キッズライン♡Kids Line」 (チャンネル登録者数約1210万人)。
また、日本2位は「せんももあいしーCh Sen, Momo, Ai & Shii」(チャンネル登録者数約923万人)。
聞いたことがない人も多いだろうが、それもそのはず。この2組は幼い子どもたちが出演している子ども向けのチャンネルなのだ。
子どもYouTuberたちがはじめしゃちょーでもヒカキンでもなく、芸能人たちをも差し置いて日本のトップにいるという事実。YouTube業界がさらに進化を遂げていく中、2020年はまさにのYouTube業界の分岐点だったと言えるだろう。