タレントの野々村真さん(56)が6月29日、フジテレビ「バイキング」(月~金曜前11・55)にリモート生出演。
そのなかで、まさかの“カンペ”がバレてしまう一幕があり、同番組で司会を務める坂上忍さん(53)から、厳しく突っ込まれる一幕があり、視聴者からは賛否の声があがっているようです。
問題となっているのは、前法相で衆院議員の河井克行容疑者と妻で参院議員の案里容疑者が、公職選挙法違反容疑で逮捕された件について報じていた際の一幕でした。
現金を受け取ったとされる広島県安芸高田市の児玉浩市長が丸刈りにし、陳謝したことも取り上げられたのですが、その中でリモート出演していたタレントの野々村真さんは坂上忍さんから話を振られ、この件について「一回嘘ついちゃったら、もう信じられないですよね」とコメント。
続けて「言いわけにもならないし、中学生が遅刻して先生に『丸刈りにしろ』って言われて丸刈りしているのとはわけが違うんで。お金がかかっているわけなんで。そういうことを考えたら土下座ぐらいした方がよっぽど通じるし」と言い放ち、
「女性が髪の毛切るならまだしも、やっぱり命だって言いますから。でも男性がこんなのは全然通じないんで」と断言していたのです。
冗舌に叱責した野々村さんでしたが、たびたび視線が下に向いていたため、坂上忍さんは険しい表情を浮かべると、「ちょっと待って!!あなたさ、何かメモ書き見ながらしゃべってるの?」と指摘。
さらに「ちょっと、リモートだからってさ。ここ(胸)から下が(モニターには)映らないからってさ、何か事前にメモ書いてんのを今チラチラ見ながらしゃべってません!?」と厳しい口調で指摘すると、
野々村さんは苦笑いし、「いや、間違いがないように。大事なことはちゃんとコメントしようかなって、一生懸命……」と言いながらカンペを取り出すと、坂上さんは大爆笑。
野々村さんは「すみません、ごめんなさい。でもちゃんとしたことを言わなきゃいけない」とシドロモドロに言い訳しながら最後は「ごめんなさい」と謝罪して笑いを誘ったのでした。
しかし、この一連のやりとりに視聴者からは賛否の声が上がっており、
「本来カンペを見るのはよくないよね」
「視聴者に自分の思いをしっかり語るのがコメンテーターだもんね」といったコメントがある一方で、
「本人はイジってるつもりかもしれないけど、見てるこっちは不快(以外)の何でもない」
「政治のことについてちゃんとコメントしようとしてる姿勢のなにが面白いのか?」
「イジリ強すぎるし、別に笑いものにするようなことじゃない」という批判の声も殺到したようです。
坂上さんの叱責に不快感を訴える声もあったようですね。まあカンペは野々村さんが自分で書いた原稿ですから、リモート出演中に間違えないようにしようとしたんでしょうね。
同番組は今年9月に番組打ち切り報道があるなど何かと騒がせていますが、これがパワハラじゃないことを祈りたいところですね。