ダウンタウンの松本人志さんが、12月14日放送のTBS系『炎の体育会TV SP』にサプライズ出演。ベンチプレスで95kgのバーベルを挙げるなど、その鍛え抜かれた肉体を武器に大活躍していましたが、その裏では「ありがた迷惑だ」との声もあがっていたようです….
.。そのワケとは!?
今回、なんとノーギャラでサプライズ出演した松本人志さん。その背景に、雨上がり決死隊・宮迫博之さんの闇営業騒動があることは言うまでもないと言われています。宮迫さんがレギュラー出演していた『体育会TV』に迷惑をかけた尻拭いとして、先輩である松本さんがノーギャラで出演したというワケです。テレビ局関係者いわく…
「松本さんが出演すれば話題にもなるし、番組サイドにはメリットもありますが、逆に言えば吉本のトップタレントを動かしたということで、吉本に対する“貸し”ができた形でもあるんですよね……」
11月10日に放送された日本テレビ系『行列のできる法律相談所』にも、ノーギャラでゲスト出演した松本さん。同じくこの番組も宮迫さんがレギュラーを務めていました。
宮迫さんによる闇営業の不祥事があったことで、番組の方は急遽内容を変更したり、編集し直したりしなければなりませんでした。吉本側としては番組に迷惑をかけたのだから、それなりの‟お詫びをする必要がある”と考えるでしょう。しかし、そこで松本さんを出されてしまうと、お詫びとしては重すぎます。
番組側としては、宮迫さんの不祥事をダシに、何なら吉本に対して強い立場に出られるのではないかと踏んでいたようですが、松本さんを出されると何もいうことができなくなってしまい…。ありがた迷惑と言えなくもない状況なんだとか。
宮迫さんは、今後吉本に戻るのではなく、明石家さんまさんの個人事務所の預かりになる形での芸能界復帰を模索中。宮迫さんと吉本上層部との関係は、まだ修復されていないのが現状だといい、宮迫さん的には、吉本に貸しを作りたくないはず。
それにもかかわらず、吉本のトップである松本さんが宮迫さんの尻拭いをするというのは、吉本から宮迫さんに対する圧力にほかなりません。ある意味、宮迫さんに対する“パワハラ”だという意見もあります。宮迫さんとしては吉本と距離を置きたいと思っていても、吉本はそれを許さないようです…。
闇営業問題をきっかけに社会改革を進めていたはずの吉本ですが、芸人ファーストの会社になるにはまだまだのようです…。