乃木坂46はもともと、AKB48の公式ライバルとして2011年に結成されましたが、現在ではAKB48に負けず劣らない人気ぶりとなりました。ライブや握手会は超満員、雑誌の専属モデルには引っ張りだこ、写真集を出版すればたちまち大ヒットなど、快進撃は止まりません。また、AKB48が全国や海外の主要都市に支店を設け、数百人を超すメンバーを抱えている一方で、2017年現在で乃木坂46は全体でも50人に満たない数であることから、一人当たりの貢献度が高いことが分かります。そんな乃木坂46が活躍した理由は、専ら専属事務所のソニーの力が強いとされていますが、それもありながら、実際には本人たちの努力が一番です。
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大人の力が強いというイメージは、乃木坂46をはじめとするアイドルの活動にあまり興味が無い人や、むしろ乃木坂46が嫌いな、いわゆるアンチと呼ばれる人たちの影響が大きいです。その人々は乃木坂46のメンバーの特徴や努力などを知らず、大人のごり押しでブレイクさせたと思い込んでいます。
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確かに他のアイドルグループに比べて事務所の力や影響力は大きいことは事実であり、また国民的アイドルとなっているAKB48の力も大きいです。しかし、乃木坂46の結成当初から知っている人や、乃木坂46に関する書籍やドキュメンタリー映画を観た人などは、彼女たち一人一人の努力を垣間見ることができます。
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たとえば、AKB48の公式ライバルとして結成されたことで、当初は批判を多く受けることになったり、大人しいメンバーが多いということで、テレビや雑誌などになかなか呼ばれなかったりと、受難が続いていました。それでも、白石麻衣さんがグループ初の専属モデルとなったことを皮切りに、次々と専属モデルが生まれます。
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また、秋元真夏さんや高山一実さんがバラエティー番組で前に出ることを心掛けたことで、他の乃木坂46メンバーも呼ばれるようになりました。生田絵梨花さんや若月佑美さんは、歌唱力や演技力などのスキルを高める続けた結果、本人たちはもちろん、他のメンバーも舞台や映画に呼ばれるようになりました。このように、本人たちの絶え間無い努力によって今の乃木坂46の人気が作られたといっても過言ではありません。
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大人の力で人気をあげてきたと思い込んでいる人は、一度でも乃木坂46が歩んできたヒストリーや、本人たちの特徴や努力を調べてみましょう。考え方や見方ががらりと変わります。