富山市太田のアパート駐車場の車内で2日、住民で生後11カ月の野畑心湊ちゃんがぐったりしているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されました。富山中央署は車内に放置し死亡させたとして同日、保護責任者遺棄致死の疑いで、母親の飲食店店員、野畑寿鶴(のばたすず)容疑者(25)を逮捕しました。
同署によると、車のエンジンはかかっておらず、窓は閉まっていて、心湊ちゃんは後部座席のチャイルドシートにいました。同署は、熱中症の疑いがあるとみて死因を調べています。
野畑容疑者は夫、長男、長女の心湊ちゃんと4人暮らし。夫は仕事で不在だったそうです。同容疑者は「酒に酔っていてよく覚えていない」と供述しているといいます。
逮捕容疑は2日午前5時20分ごろ、車で帰宅した際、心湊ちゃんを車から降ろさずに午前9時半ごろまで放置して衰弱させ死亡させた疑いです。
富山地方気象台によると、富山市の同日午前9時半の気温は31.
8度でした。
報道機関の発表によれば、野畑寿鶴容疑者のInstagramを引用する形で顔画像が公開されておりました。
Instagramのアカウントに関してですが、こちら調査をしてみましたが、現在のところは特定することは出来ておりません。
野畑寿鶴容疑者は一体なぜ炎天下の車内に生後11ヶ月の心湊ちゃんを放置してしまったのでしょうか⁇
報道機関の発表によれば野畑寿鶴容疑者は警察の調べに対して「酒に酔っていてよく覚えていない」と容疑を否認する供述をしているということです。
つまり、お酒に酔っていたためすぐに寝たいから自分だけ自室に入り、生後11ヶ月の赤ちゃんを車内に放置したということです。
逮捕容疑は2日午前5時20分ごろ、車で帰宅した際、心湊ちゃんを車から降ろさずに午前9時半ごろまで放置して衰弱させ死亡させた疑いです。
お酒に酔っていたので覚えていないという供述をしておりますが、不可解な点がいくつも存在します。
・飲酒運転の可能性
・酒を飲む場に生後11ヶ月の赤ちゃんを連れて行く
2019年8月2日の未明に帰宅をしているのですが、その時点でお酒に酔っていたということは、飲酒運転で帰宅したのではないかと考えられます。
飲酒運転をすること自体すでに犯罪なのですが、それ以前に飲酒をする場に生後11ヶ月の赤ちゃんを連れていったということになります。
これはあまりにも不可解な行動ですし、一般人には到底理解し難い状況であることは明白です。
不幸なことに、今回の事件で野畑心湊ちゃんが放置された車は真っ黒のN BOXであり、言わずもがな黒は光を一番吸収する色ですから、気温の上昇率は白色の車と比べても段違いです。
何も対策をしていない真っ黒の車のダッシュボードというのは、真夏の炎天下であれば80度近くになるということで、車内の平均温度も51℃と人間が生活できる環境ではなくなることが一目瞭然だと思います。
もちろん、この温度というのは時間と共に上昇していきますし、黒色の車であればその上昇率はなおさらです。
全国的に猛暑日続いている中、もしかしたら車内の温度がこれほどまで上昇してしまうというのを野畑寿鶴容疑者が知らなかった可能性もありますし、単純に面倒臭かったから下ろすのをやめ、仮眠を取ってから下ろそうと思っていたのかもしれません。
野畑寿鶴容疑者は、自分の飲酒によって1人の幼い命を奪ってしまったという殺人を犯してしまいました。
もちろん間接的ではあるものの、殺人は大罪でありますし、今後は野畑寿鶴=殺人犯というレッテルが貼られることなります。
そうなれば残された夫や長男も非常に生活をするのが厳しくなるでしょうし、夫は会社での居場所がなくなり、解雇されたり辞職をしなければならなくなるかもしれません。
悲惨な運命を辿ってしまうことになる野畑寿鶴容疑者の家族ですが、これも全て自業自得でありますので、しっかりと猛省をして今後2度とこのようなことがないようにして頂きたいものです。