7月30日放送の「バイキング」(フジテレビ系)にタレントの薬丸裕英さんが出演。薬丸さんはこの日、新型コロナウイルスへの感染対策として家族と分かれて寝るようにしていると打ち明けていました。
同番組で薬丸さんは「ウチは全員、分かれて寝ています、今は」と告白。現在、コロナの家庭内感染が拡大しつつある状況ということもあり家での対策を明かしたのでした。
しかし、昭和大学医学部の二木芳人客員教授からは「家庭の中にどなたか1人が持ち込めば、そこで防ぐことは無理だと思っています」と説明。
「昨日も、ある番組でゲストの方が、皆バラバラで寝ているんです、奥さんとも別だって言うから、それは違う理由じゃないんですか?と言ったぐらい」とユーモアを交えながら話していました。
続けて、「起きてから寝るまで近い距離で親しく過ごしているわけですから、ソーシャルディスタンスを取るとか家庭の中でやっても意味がないかなと思っています」とし、薬丸さんの対策をやんわりと否定しました。
この説明に薬丸さんはやや不満そうな表情を浮かべ、「意味がないかもしれないけど、気持ちが大切かなと思って」とコメント。
4月のブログでも薬丸さんは独自のコロナ対策を披露。外出時は帽子、メガネ、手袋、マスクを装着し、携帯用の除菌スプレーを持参しているそうです。
帰宅すると玄関の外で全身に消毒スプレーをかけ、バッグも除菌し、手洗いとうがいの後は、すぐさま洋服を洗濯、買い物があれば、購入した食材の外装を再び新しい手袋をしてから除菌するという徹底ぶり。
しかし今回、専門家から一蹴された対策を「意味がないかもしれないけど」「気持ちが大切」と、薬丸さんが譲らなかった点には視聴者から疑問の声があがっています!
《自称意識高い系の芸能人は見ていて痛々しい》
《素人が適当な事をさも大切な事のように発言している事が問題》
《気持ちが大切といえば聞こえは良いが、根拠のない事をメディアで言うから真似する人、賛同する人が増え、しまいに自粛警察みたいなのが増える》
感染予防に敏感な態度は、家族や仕事場で人にうつして迷惑をかけないためにも大切なことですし、妻子を支える立場である薬丸さんにとっては少しでも家庭内感染を抑えたいとの強い思いがあったのでしょう。
第2波とも言われているコロナウイルス。薬丸さんのように気を付けようという気持ちをもっと持たなければいけないかもしれません…。