「まん延防止等重点措置」が延長された場合、酒提供の禁止など現在より厳しい措置を求める意見が政府内から上がっています。その一方で、飲食店の経営に配慮したいという声や、「酒の提供を禁止するとオリンピックのための禁酒だと言われるのも分かっている」との懸念も声も上がっていて、政府内で意見が分かれ、議論の争点になっています。
先日放送された「News Zero」で、落合陽一・筑波大学准教授は 飲食店の側はお客さんに来てもらうことに越したことはないですが、それで感染者が広がったら仕方がないし、政府はオリンピックがあるしということで、オリンピックをやる正義もあるし、一方では感染を抑えていく正義もあって、そういった違う『正義』がたくさん乱立してて何とも言い難いという状況だと言っています。
またこう言った状況で、人の流れを抑えていくには、オリンピックをやめたりとか、例えばロックダウンをするなり、イギリスみたいにやっていくことが必要だと言っています。