10月24日に新国立競技場で行われた嵐のコンサート『アラフェス』の事前収録で、演出で打ち上げた花火の煙や大量の風船などにより、2度にわたって試合が中断するというトラブルが発生した騒動。
ジャニーズ事務所は謝罪コメントを発表しましたが、嵐のメンバーからは謝罪がないとしてネット上では物議を醸しているようです。
試合が中断した場面はヤクルトが7―2とリードして迎えた6回表、中日の攻撃中、代打に出た2年目の滝野がプロ初安打をマークした直後でした。
左翼スタンド後方から花火が上がり、その煙が風にあおられて徐々にグラウンド内へ。視界が悪くなったため、市川球審がタイムをかけて中断することに。
煙が薄くなるのを待って約1分後に試合が再開されたのですが、7回表にも今度は大量の白い風船がグラウンド内に進入し、再び試合が中断する事態となり、野球ファンからは怒りの声が上がっていました。
2013年以来7年ぶりに開催の『アラフェス2020』は、当初の予定では5月中旬に2日連続で開催する予定でしたが、新型コロナウイルスが原因で延期となり、嵐のデビュー日の11月3日に、無観客で事前収録したものをネットで有料配信することになりました。
その収録が10月24日(土曜日)に新国立競技場で行われたのですが、まさかの野球の試合を中断させるという事態になってしまい大きな騒動に発展しました。
ジャニーズ事務所は謝罪コメントを発表した一方で、嵐のメンバーはこの件について完全スルー。そうした状況を受けて、「少なくとも、コンサートの演出を担当する松本潤だけは、説明する責任がある」のでは?という指摘の声も上がっています。
松本潤さんは嵐としてデビュー後、まもなく嵐のコンサート演出・構成に関わるようになっており、コンサート演出は高い評価を受けているのですが、今田この件についてのコメントを発表しておりません。
これもまた「ジャニーズ忖度」なのかもしれませんが、一部の週刊誌では「テレビ番組では『嵐のライブ演出を担当』とうたっていた以上、今回の失態についても、説明する責任があるのは当然のこと」という風な強気のコメントも出されています。
『アラフェス』の花火や風船による試合中断はわずかだったため、そこまで大きな被害が及んでいたわけではないので事務所だけの謝罪で大丈夫なのでは?と思う一方で、演出にかかわっている松本さんからグループを代表として一言あったほうが、野球ファン、関係者のみならず世間のみなさんを不快にさせなくて済んだのかもしれませんね。
今回のトラブルに対してメンバーたちも恐らく、申し訳ないことをしてしまったと思っているに違いないでしょうけども、再び今後の対応に注目したいと思います!