世界中の動物が今も消えつつあります。
早ければ30年、遅くとも100年以内には地球上から姿を消してしまうかも知れない”絶滅危惧種”たちです。
特に形が神秘的で珍しい動物は、高値で売買されているため密猟者の乱獲が後を立たず、脅威にさらされています。
世界自然保護基金(WWF)が動物の絶滅を防ぐために、保護種を指定・管理していますが、依然として環境破壊による棲息地の減少と、密猟者による捕獲などの理由により絶滅の危機に瀕している動物が多く存在します。
その中でも、私たちが今以上に着目しておかなければならない絶滅危惧動物7種類を集めました。point 205 | 1
1.point 2 | レッサーパンダ(Red Panda)
日本人なら誰でも知っているのではないでしょうか。”風太”の愛称で爆発的な人気を誇っていたレッサーパンダですが、”ラッサーパンダ”とも呼ばれ、名前に”パンダ”とつきますが、アライグマに近いイタチ科の動物です。
そのかわいい顔立ちから今でも多くの人々に愛されている動物で、
ヒマラヤ山脈や中国南部に主に生息しています。主食は竹の葉です。
しかし、生息地の破壊が進むと共に、毛皮のための密猟が頻繁に行われているため、現在、全世界的に1万匹程度しか残っていないと言います。point 342 | 1
2.point 2 | ジュゴン(Dogong)
人魚の起源としても知られている有名な動物です。
ジュゴンはとても大人しい性格で、魚を追いかけたり食べたりしません。その代わりに、海に生えている海藻を主食としています。そのため、ジュゴンは”海の中で一番大人しい動物”と呼ばれています。
しかし、1900年代からジュゴンの皮と肉、そして油を得るために、密猟者により乱獲され個体数が激減してしまいました。point 259 | 1
アメリカのナショナルジオグラフィックが選定した世界TOP10の珍しい動物に選ばれ、現在は絶滅危機種に指定され保護を受けています。
生息地はオーストラリア北部と南太平洋島の周辺です。
3.point 91 | フクロキツネ(Golden Brushtail Possum)
この耳が大きく黄色い動物、何かに似ていませんか??
オーストラリアのタスマニアにのみ棲息する珍しい動物です。
あの有名なポケモンのキャラクターのピカチュウそっくりだと注目を集めています。
人形のようにかわいらしい外見と美しい黄金色の毛のために、密猟の捕獲対象となっていて絶滅の危機に瀕しています。point 206 | 1
4.point 2 | パームシベット (Paradoxurus Hermaphroditus)
あなたは”シベットコーヒー”と言うコーヒーの名前を聞いたことがありますか?
元々はジャコウネコ(パームシベット)がコーヒーの実を食べて排泄した排泄物からコーヒーったという”シベットコーヒー”は、世界で最も高いコーヒーに挙げられます。point 233 | 1
このコーヒーを作るために、猟師がジャコウネコを乱獲したせいで絶滅の危機に置かれています。現在は世界絶滅危惧動物、第10位にランクインされました。
密猟されたジャコウネコはコーヒーの生産のために搾取され、その過程で命を失っているそうです。
5.マーゲイ(Margay)
あまりにも魅力的なまだら模様を持つマーゲイは、最大でも重さが4kgにしかならず、とても小さな肉食動物です。
中南米でまれに発見されますが、寿命が20年を越えないほど短いことで知られています。現在は絶滅危機種に分類されています。
6.point 2 | エゾモモンガ(Southern Flying Squirrel)
日本でも馴染みのあるエゾモモンガはサハリン(ロシア)や北海道(日本)、ユーラシア大陸の北側に主に生息しており、韓国でもしばしば発見されています。エゾモモンガは木と木の間を行き来しながら生活していますが、最近、人がに木を切り崩したり、森を開拓したりするせいで棲息地を失い個体数が急減しているそうです。
現在は絶滅危惧種に指定され、保護されています。point 263 | 1
7.point 8 | トンキンシシバナザル (Tonkin Snub Nosed Monkey)
別名”孫悟空猿”と呼ばれる猿です。
主にベトナム北部地域で発見されている種類で、このトンキンシシバナザルはメスとオスの間に赤ちゃん1匹しか育てないため、繁殖力が弱い動物です。主に木の上で生活しながら若葉を主食としています。
現在、個体数が200匹未満と推算されており、絶滅危惧種のランク上位に登録されました。point 263 | 1
まとめ
いかがでしたでしょうか??私たちが知らない間にも、こうして絶滅の危機にさらされている動物が世界中にたくさんいることに驚きを隠せません。いつまでも可愛らしい動物達が自然の中で暮らせるように環境保護はもちろん、動物達への関心を持つとことが一番重要なのかもしれません。