写真:https://www.asahi.co.jp/knight-scoop/
1988年から朝日放送で放送されている長寿番組「探偵ナイトスクープ」。依頼人が抱える問題を探偵が解決する、という趣旨の番組ですが、過去の依頼の中には怖い内容のものがあり、未だにネット上で噂されているものもあります。
そこで今回は、過去にあった怖い依頼内容が一体どのようなものであったのか紹介します。
1992年に放送された謎の紐
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1992年に探偵ナイトスクープで放送され、未だ伝説として語り継がれている「紐」に関する依頼があります。
この紐に関する依頼とは、大阪にある鴻池新田という地域で電柱やガードレール、ポスト等に無数のビニール紐が結び付けられており、この紐を結びつけている犯人を探して欲しいという依頼内容でした。当時の探偵「トミーズ雅」は周囲への聞き込みの末、その地域の文房具屋で売られているビニール紐と無数に結び付けられたビニール紐が同一のものであると突き止めました。しかし、それ以降は犯人の足取りが掴めないまま、調査している間にもどんどんビニール紐が増えている、という状況が続きスタジオでこの映像を見ていた演者、観客から悲鳴が聞こえるほど恐怖感のある映像だったようです。
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しかし、残念ながら調査中に犯人を見つけることはできず、探偵ナイトスクープ史上初となる調査打ち切りという結果でした。また、映像の最後には「以後、本件に関する情報は一切受け付けません」というテロップが流れ、より恐怖を煽るような終わり方で幕を閉じました。
この一件は探偵ナイトスクープの数ある依頼の中でも特に怖い回として、ネット上でも様々な憶測が飛び交い一つの伝説として語り継がれています。
インコの飼い主を探す依頼
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2012年に探偵ナイトスクープで放送された迷子になっていたインコの飼い主を探してほしい、という内容の依頼がありました。
その迷子になったインコは「奈良市三条」「ナカタ(ナガタ?)ピーコ」と喋り始めていたため、当時の探偵「たむらけんじ」は奈良市三条を中心に動物病院やペットショップ等でナカタ(ナガタ)という名前の飼い主のデータを調べましたが、該当者はいませんでした。
結果的に飼い主を見つけることはできず、依頼者が飼うことになり放送は終了しましたが、ネット上の書き込みで放送されたインコが喋っていた言葉に不可解な内容があると噂されるようになりました。その不可解な言葉とは「ピーちゃんごめんね。ここは異世界かも。内職してたら急に誰もいなくなった。ピーちゃんだけでも逃げて。電話も繋がらない。私は出て行きます」という内容でした。これに似たような聞こえ方がする、という視聴者は他にもいるようで探偵ナイトスクープの依頼の中でも、わだかまりの残る怖い放送の一つとなりました。
まだまだある!?探偵ナイトスクープの怖い依頼
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探偵ナイトスクープでは、ほとんどの放送が笑いながら見ることができる内容となっています。しかし、中にはこれらのような怖い内容が放送されるため、より注意深く観ていくと、いつもと違った面白さを感じることができるかもしれません。