NGT48劇場支配人の早川麻依子氏が24日深夜、ツイッターを更新し、山口真帆さん(23)、長谷川玲奈さん(18)、菅原りこさん(18)の卒業について「自分の力不足を痛感しています」とツイートしました。しかし、ファンからは「力不足なんて力を尽くした人間が言うものだ」などの厳しいコメントが寄せられています。
運営側とファンとの間に亀裂が入ったきっかけとなったのは、昨年12月に男2人から暴行被害を受けた山口さん、長谷川さん、菅原さんの3人が一連の騒動が解決しないままグループを卒業すると発表されたことによるもの。
それどころか、今回の卒業公演は通常の時とは異なり、多くのメンバーに見送られるどころか出演メンバーは3人のみとなっていました。ライブ中盤にスペシャルゲストとして日下部愛菜さん、小熊倫実さん、角ゆりあさん、高沢朋花さん、高橋七美さんの5人が登場しましたが、出演しなかった他のメンバーについて早川支配人は「みんなすごく出たがった」「(今回の卒業公演は)3人の希望」と説明しています。
この運営側の対応にファンからは「これまでずっとそうだけど、どうしてこういう準備不十分な状況で情報発信するんだろう?」などとファンを納得させるどころか不信感を煽る結果となっていました。
しかし24日の深夜に、3人の卒業を受けて、SNSの運用を一時停止させていましたが、「今日からツイートしていきます」と早川氏はツイッターを再開しました。そこで「違うことは違うと直接説明したがっていたメンバーの話を3人に聞いてもらう機会をつくることは叶いませんでした」とツイート。
続けて、「私がちゃんと話をする場を設けてることができていたなら、違う結果になっていたかもしれない。。。自分の力不足を痛感しています」とし、続けて「私が3人のメンバーにできたことは、本人達が望む形にできる限り近い卒業公演の舞台を準備したことだけでした。そんな自分が情けないです。。。」と無念の思いをにじませました。point 231 | 1
また、今回ツイッターを再開した理由については「ただ、今この瞬間も、ネットでの誹謗中傷、殺害予告、嘘の拡散などに苦しんいるメンバーが沢山います。メンバー本人やご家族は、否定したくても否定できない環境の中で、耐え難い日々を送っています。メンバーを預かる支配人として、違うことは違うと、NGT48のメンバーのために発信していきたいと思います」と説明しています。
しかし、一連の騒動についての対応のまずさから、コメント欄には批判的な意見が殺到し炎上状態となっています。
「その原因を作っているのが運営なの分かっていらっしゃいますか?」「辞めた三人の方の気持ちは?」「一人の少女のアイドル人生を奪った今村悦朗と反社会組織の罪は重い」「都合よく追い出したくせに、苦しんでるメンバーがいると言われても、辞めた三人の方が苦しかったはずですよ」「山口真帆にその言葉をいえるの? どれだけ耐えさせたの? いなくなってから言うあなたの神経を疑う」
これを受けて早川氏は「『あくまで噂は噂であって、真実ではない』ということを少しでもご理解して頂ける場になればと思っています」とファンへ理解を求めていますが、運営サイトとファンの溝は大きく、物事の前進、根本的な解決とは程遠い状況となっています。