人類!?エイリアン!?何者!?
ペルー・ナスカで奇妙な人型のミイラ化した遺体が何体か発見されました。これはなんと墓泥棒によって掘り起こされたものだったのですが・・・・これが人間だったのか、エイリアンだったのか話題になりました。真相は一体!?
白いミイラの「マリア」
地上絵で知られるペルー・ナスカの地で盗掘者の手で発掘されたというこのミイラ(?)。全身が石膏像のように真っ白で、しゃがんで膝を抱えたポーズをしたミイラは、一見すると人間の成人に見えますよね。しかし、その手足にあるのは長い三本指、尖った巨大な頭部にはこれまた大きな目だったのです。その異様な姿から、一時はエイリアンのミイラかと騒がれたものの、DNA検査の結果、人間であることが確認されました。
しかし、「The Sun」によると、その正体はただの人間ではなかったらしいのです!DNAをさらに詳しく調査したところ、そのDNAの1.5%が人間のものとは異なっていたというのです。この驚くべき結果は、スリランカの遺伝子研究機関の検査でも確認されました。
歴史の教科書を書き換えるかもしれない発見!?
「これは私たちの歴史の教科書を書き換えるかもしれない発見です。彼女は21世紀で最も重要な発見となりうるでしょう」
そう自信たっぷりに話すのは、イギリスの超常現象研究団体「MapIt」の会長でドキュメンタリー製作者のスティーブ・メラ氏。メラ氏の調査によると、この白いミイラ「マリア」は放射性炭素年代測定によれば1800年ほど前に生きていた女性で、人間のDNAとの一致率は98.
5%だといいます。人種や生まれた地域が違っても人間のDNAには約0.
1%ほどの違いしかないというから、マリアのDNAに見られた1. 5%の違いがいかに大きいかがお分かりいただけるでしょう。では、マリアは一部の研究家が主張するように、人間とエイリアン、例えばグレイとの間に生まれたハイブリッドなのでしょうか? メラ氏はその見方には同意していません。メラ氏はマリアの細長い頭蓋骨は赤ん坊の時に板を巻いて変形させられた結果ではないかと考えている一方、異様に大きな眼窩や特徴的な三本指は盗掘者による偽装だと考えていました。
研究の結果は・・・?
ミイラはインカ帝国に関連する考古学を専門とするクスコのインカリ研究所へ運ばれました。「マリアの遺体が驚くべき発見である証拠がある……歴史書を永遠に書き換える発見だ。マリアは21世紀で最も重要な発見と思われる」とメラ氏は話します。
犬歯、耳の欠如、水平の皮膚隆線など、珍しい特徴は死後に造作されたと考えられてきたが、メラ氏の見解では本物だというのです!これまできちんとしたDNA解析を実施したのはメラ氏の研究チームのみであるそうです。今、彼らはマリアはペルー政府によってきちんと管理されるべきだと考えています。
「謎のミイラは地球外に起源があるという非科学的な主張が聞かれるが、我々は今回それを反証しようと試み、マリアの大きな体以外は反証できたと考える」チームは現在、ナスカの市長と交渉し、ミイラをナスカの博物館に移すべく進めているところだそうです。
「ミイラは急速に劣化している。遺体が生きて息をするハイブリッド爬虫類型エイリアンのものであると一般人を信じ込ませたくて躍起になっているグループもあるが、それは嘘であり、そうした試みは終わらせなければならない。」とメラ氏は語っています。
まとめ
不思議なミイラのマリア。マリアが生きた時代には、人間にも種類があったのでしょうか?
[著作権者VONVON /無断コピー、無断転載および再配布禁止(違反時の法的措置)]