発売から35年目を迎えた日本ハムのウィンナー「シャウエッセン」。そんな商品の腸詰めされていない「中身」がミートローフとして発売され、ネット上で注目を集めています。「お客様の声から生まれた商品です」と話す担当者に話を聞きました。
あらびきミートローフ
先月20日に発売された「シャウエッセン あらびきミートローフ」。135g入りで、希望小売価格は税抜き324円。ちなみにシャウエッセンは2束(127g×2)で593円です。新商品の特徴について、ホームページでは以下のように紹介されています。
「シャウエッセンのあらびき感やスモークの薫りはそのままに、シャウエッセンの味をウインナー以外でも楽しんでいただけるミートローフにしました。お好みの厚さに切ってそのまま、またはチャーハンや炒め物など様々なメニューで、シャウエッセンの味をお楽しみいただけます」
販売理由
3月中旬に、このミートローフがツイッター上で紹介されると「こうゆうの待ってました」「これは美味いだろ」「悪魔の食物」といったコメントが寄せられ、注目を集めています。どのような経緯で発売することになったのでしょうか。日本ハムのハム・ソーセージ事業部の長田昌之さんに話を聞きました。
なぜシャウエッセンの肉をミートローフとして売り出すことになったのでしょうか。
「昨年2018年からシャウエッセンブランドを活用した商品開発に取り組んでおり、2月には「シャウエッセン ドッグ」、8月には「シャウエッセン ピザ」をそれぞれ発売してきました。ご好評を得て今回は、あらびき感やスモークの薫りはそのままに、シャウエッセンの味をウィンナー以外でも楽しんでいただけるミートローフにしました。本商品は、お客様の声から生まれた商品です。シャウエッセンをご購入いただいているお客様より、皮をむいて中のお肉を使用し、ハンバーグを作られるなどのお声があったため、開発に取り組みました。」
オススメ調理法
違いは、腸詰めされているかいないかという点だけでしょうか。
「基本のお肉の挽き方や、使用するスパイスは同じものを活用しています。羊腸に包まれていない分、食感など少し違いはありますが、シャウエッセンの特徴であるスモーク感とお肉の旨味は踏襲しております。」
どのような調理がオススメですか。
「炒め物やスープなど料理の具材や、そのまままるごとミートローフとしておいしく召し上がり頂けます。」
ネット上で話題になっていることについては。
「シャウエッセンは発売35年目のロングセラーブランドですが、今でも多くのお客様に興味を持っていただけることは非常に嬉しく思っています。よりたくさんのお客様がこの商品を待ち望んで頂いていたと再認識出来ました。」
シャウエッセンは以前に、レンジ調理を公式にて解禁した事でも話題になりました。今回はこのような新商品発売でさらに話題になり、今まで以上にシャウエッセンを広めるきっかけと人気の再確認になった事でしょう。